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大相撲は昨日白鵬の優勝が決まった。朝青龍が稽古不足がタタって故障をし、早々と脱落し、先場所優勝して一皮むけたと思われた琴欧州が序盤に躓き、優勝争いから後退してしまった。

さらに若手力士では安馬こそ、そこそこ頑張ってはいるが中盤以降取りこぼしが目立ち、来場所の大関昇進を期待させるのには程遠く、稀勢ノ里に至っては早々と負け越してしまい、盛り上がりに欠ける場所になってしまった。

皮肉なことに、毎場所頼りない相撲を取り続けている大関陣が、カド番に追い込まれていた千代大海も含めて、12日目に勝ち越しを決めている。頼りない者が、まずまずの成績ということも盛り上がりを欠いた理由だろう。

先場所あたりはかなり相撲人気が復活したように思えたのだが、これではまた後戻りである。九州場所はこのところ、観客の入りが悪いのが目立つのだが、この分だと今年の11月はひどい状況になるのではないだろうか。奮闘を期待したい。

都合により28日までこのブログを休載します。次は、今のところ29日に掲載する予定です。
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北京オリンピックまで後1ヶ月を切り、続々代表選手が決まっている。サッカーの代表は今日の夕方に発表される予定だ。23歳以上のOAは3人まで許されているのだが、内定していた遠藤がウイルス性肝炎を発病して辞退したために、日本はOA選手0で五輪に臨むことになった。

出場国の中でOA選手がいないのは日本だけである。初優勝を狙うブラジルにはロナウジーニョやロビーノ、アルゼンチンにはリケルメと銘柄級の選手が登録されている。かなりのハンディを負っての闘いとなる。

遠藤以外には神戸の大久保が候補として挙げられていたが、降格圏内にいるクラブの反対があって断念しており、3人の枠が認められているのに、そもそも候補は2人しか俎上に上がらなかったことになる。

その理由は、五輪期間中もJリーグが開催されていることにある。世界の主要リーグは9月から始まり、6月に終了するシーズン制度を採っており、五輪期間にリーグ戦が行われているのは日本位のものである。

サッカーに限らず、多くの球技は9月-5月のシーズンになっており、このところ五輪が8月に開催されているのは、プロ選手の参加のしやすさに配慮されてのことである。2016年の開催都市候補からカタールが外れたのは、10月開催が予定されていたからだと言われている。

この時期にシーズンが行われているのは野球だけではないだろうか。メジャーリーグが五輪への選手派遣を認めないのは、理にかなっている。日本の野球チームは前回のアテネからプロ選手で固められているのだが、好調なチームから多くの選手が選ばれるのは当然のことであり、中断をしないためペナントレースに大きな影響を与えることになる。

首位阪神が独走しているセリーグはまだましだが、混戦の続くパリーグでは影響が甚大で、ダルビッシュや岩隈は当然選出されるだろうから、絶対的なエースの欠場は順位に影響を与えるだろう。

Jリーグが3-12月のシーズンになっているのは、寒冷地のチームに配慮しての事であるらしい。しかし、ヨーロッパでは1月の厳冬期に中断期間を設けて凌いだり、寒い中での開催を続けているリーグもある。

Jリーグは、国際スタンダードにあわせた期間に変更するべきだと思う。一方野球は2016年から再開されたとしたら、従来のようなアマチュア主体のチームにすべきだと思うのだがどうだろうか。

昨夜は巨人と阪神の試合が甲子園で行われたのだが、関東エリアでは地上波によるテレビ放映はなかった。巨人戦の視聴率が低迷しているために、中継が昨年からドンドン減っているのだが、阪神相手の試合も放映されなくなったことに時代の変化を感じさせられた。

21世紀に入ってから野球のテレビ視聴率は下がっているのだが、スタジアムでの入場者は在京セリーグのチームを除くと、増加傾向にある。プロ野球に対する人気が落ちているわけではなく、テレビ中継に対する人気が落ちているだけである。

素材に問題があるわけでなく、中継するテレビ局の側に、野球の魅力を視聴者に伝える努力が足りないためである。野球中継の替わりに放映されるのは、タレントがずらりとひな壇に並ぶ番組ばかりであり、とても真面目に見る気がしないものばかりである。

テレビ離れは(少なくとも地上波の民放)ドンドン進むのではないだろうか。

ドジャースの黒田が、あわや完全試合という好投をした。8回にヒットを1本打たれたのだが、ランナーを許したのはそれだけである。記録を逃した途端に緊張感が途切れて崩れるケースもよくあるのだが、ヒットを打たれた後もきっちり抑えたところに意義があると思う。

ところで、ドジャースはこの勝利で西地区の首位に立ったのだが、勝率は5割に届いていない。リーグのレベル差と、地区のレベル差の両方があいまっての結果である。

今シーズンのメジャーリーグは少し異常である。アメリカンリーグが交流戦でナショナルリーグに大きく勝ち越しており、アンバランスを生み出している。

ヤンキースやレッドソックスの入っているアリーグ東地区が最もハイレベルで、ヤンキースは5つの勝ち越しがあるものの上位には大きく離された3位であり、このままではプレーオフに進出することは難しい。

一方、ナリーグの西地区は、勝率5割に満たないで優勝する可能性もある。そのチームがプレーオフを勝ち抜いてワールドシリーズに勝ってしまったらどうなるのだろうか。他所の国のことなのだが少し気になる。

イオンの店舗のリストラについても書きたかったのだが、別の機会にする。

昨夜はウィンブルトンの決勝を見始めたが、第一セットを見ただけで堪らず眠ってしまった。今朝のニュースによると4時間48分の熱戦で、ようやくナダルが勝利したようだ。

マラソン2回分に相当し、見るだけでもスタミナが必要である。ボルグとマッケンローの対決で80年代の前半にかなりの話題を集めたが、ナダルとフェデラーの対決もこれに匹敵するものである。

テレビでのスポーツ観戦マニアではあるが、普段はテニスの試合を見ることはない。それが昨日は第一セットのみとはいえテレビの前にいたのは何かの予感が働いたのかもしれない。

というのも、これまで歴史的な瞬間を何度もテレビ観戦したことがあるからだ。オールスターでの「江夏の9連続三振」、日本シリーズでの「江夏の21球」、マラドーナのドリブルでの7人抜きや「神の手」ゴールなど、その後にも何かと取り上げられることの多い試合をテレビ観戦していた。

スタジアムでのライブ観戦ではラグビーの名勝負を何度も見ており、イングランドとの6-3の熱戦や神戸製鋼のウイリアムスのノーサイド寸前の逆転ゴールなど、名勝負物語の定番になっている試合に居合わせている。変った所では、プロ野球では後楽園球場でストリーカーの闖入を現場で目撃している(見たくもなかったのだが)。

昨夜のテニスもこの後語り続けられるだろう勝負だったのであろうが、今日は仕事のためやむをえない。これから2時間かけて東村山まで行かなくてはならないのだが、蒸し暑く満員電車に乗るのが憂鬱だ。

もう一日、陸上の話を。昨日のブログで中距離レースの面白さについて書いたのだが、男子1500Mの決勝で思わぬハプニングが起こった。

レースは勝負を意識してスローペースで終始し、1人だけ10Mほど後続を離して飛び出したのだが、だれも追いかけようとせず、ラスト1周の勝負になった。1人飛び出した選手がリードを保ったまま残り300Mになり、逃げ切りもあるかと思わせたのだが、さすがに後続の一流選手が追い上げホームストレッチで逆転された。

ハプニングはその後で、先頭に立った選手が後続を振り切った残り10Mで転倒し、勝利の女神が逃げていってしまったのである。転倒した選手は、五輪出場資格のB標準を切っており、優勝=代表の可能性が高かっただけに、残念な結果になってしまった。

後続を引き離していただけに、接触があったわけでもなく、足をもつれさせての転倒は不可解である。

一昨日の女子100Mハードルの決勝でも、惜しいレースがあった。決勝線上で2人が並ぶきわどいレースになったのだが、2位になった選手(中々の美人選手)は気がせいたのかフィニッシュポーズを取るのが早すぎて、ゴール前で失速し逆転を許してしまった。

勝負は下駄を履くまでわからないという言葉があるが、これがピッタリするのを2つも目の当たりにしてしまった。特にハードルの女子選手は美形であっただけに、おじさんとしては残念だった。

今日で1年の半分がすぎたことになる。8年連続200本安打を目指すイチローが今年は不振で(とはいっても2割9分を打ってはいるのだが)心配していたのだが、シーズンの半分を迎える試合で5打数5安打として、ちょうど100本に到達したようだ。

これで勢いをつけて、一挙に固め打ちを期待したいのだが、勝負は下駄を履くまでわからない。油断は禁物だ。



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