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開幕前のテストマッチで惨憺たる結果を繰り返していただけに、当然期待値は低く、私は1点でも得点できれば喜ぶようにしようと決めていた。ところが、第3戦で引き分けでも当確という状況を作り出し、3戦目は3-1という快勝というおまけまでついて、満足度が再興に跳ね上がった。思いがけない満足というものを実感している。

岡田監督の試合後の記者会見が興味深かった。“判断”ということで二つの示唆があった。

一つは、大会直前になってのシステム変更=俊輔外しである。アンカー役に阿部を起用し守備を安定させ、松井、大久保というスピードのあるウイングで手数をかけずに素早く攻撃するという、「日本らしさ」が強調されたシステムになった。

前監督のオシムも日本らしさを盛んに強調していた。しかし、俊輔が中心になるサッカーでは、外回りのパスが多くなり組織的でありながら敏捷性があるという日本らしさとは程遠いものでしかなかった。それが今回俊輔を外したことで、敏捷性を阻害するものがなくなり、ようやく日本らしさが実現したと思う。

記者会見では、「W杯のプレッシャーにより中々調子が上がらない選手」という言い回しであったが、中心選手を思い切って外すという判断が好結果を生んだのだと思う。

もう一つは、「相手のフリーキックの場面で、こちらの指示が通らなかったが、選手たちで“判断”して対応しているところに、選手の成長を感じた」という発言である。ブブゼラの大音量が、指示待ち族を変身させたということか。これでチームとしての熟成度はかなり高まるはずで、難敵パラグアイでもなんとかなるかもしれないと、期待を抱かせる勝利だった。

次の試合は29日の11時からだが、羽田着が10時の予定になっている。フライトの変更をするかどうか悩みどころだ。

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北朝鮮は、ポルトガルにボコボコにされて、一次リーグ敗退が決まった。前半は果敢に攻め立て、決定機とまではいかないが惜しいシーンが何度もあり、ポルトガルもかなり手こずった風があった。

しかし、後半になると前半飛ばしすぎたツケが回ってきたのか、ガス欠症状に陥りあっという間の6失点で、終わってみると0-7の完敗であった。この大量得点のお陰で、ポルトガルは得失点差でコートジボワールと争うことになるので、がぜん有利になった。

僅差の争いが続く今大会で、大量失点したのはアルゼンチンに4点取られた韓国、ドイツに5点取られたオーストラリアに北朝鮮ということになる。いずれもアジア代表だ。残るのは日本だけで、嫌な予感がしてきた。

デンマークに前半の早い時間帯に先制され、点を取りに前がかりになり相手を押し込むが中々点がとれない。そうこうするうちに、一瞬のすきを突かれて2点目を失う。張りつめた気持ちが萎え、失点を重ねるという具合である。

デンマークの方が日本より強いのは間違いない。強者と戦うには、先制点を許さないことが鉄則だ。無理に攻めるとほころびが出てくるので、前半は0-0が理想だ。デンマークは引き分けではだめなので、後半はより一層攻めに出てくるので、そこで狙い澄ましたカウンター一発で、総力戦を仕掛けるのがよいと思う。

できれば、後半30分くらいまでは自重し、ラスト15分くらいにかけるくらいの思い切った作戦もあると思う。オランダとの試合も前半の終盤にかなり押し込んだが、それが後半早々に失点した引金になったかもしれない。

前半の攻撃は松井のドリブルにまかせ、運良く相手が反則を犯したら、セットプレーでなんとかするという程度でよいのではないか。今度の試合は標高1500mの高地なのだから。

スイスとチリの矛と盾の戦いは矛に軍配が上がった。5試合連続無失点のチームがついに失点したのだが、1人退場者を出しながら、今大会屈指の攻撃力をほこる(私が思っているだけかもしれないが)チリに1点しか許さなかったのはたいしたものだ。

 

昨日はパラグアイとスロバキアという地味な国同士の試合が、私の観戦タイムの試合だった。日本が予選リーグを突破すると対戦しなければならないので、じっくりと観た。パラグアイはさすがに南米予選を2位通過しただけあって強いチームで、危なげない勝利だった。

イタリアが今回参加国の中で最弱と見られていたニュージーランドと引き分け、どうやら日本が勝ち進んだ場合はパラグアイとなりそうだ。日本にとっては厄介な相手で、これまで成功した専守防衛策が崩されそうな感じがする。

昨日までの試合を見る限り今回の特徴は、南米が強いこと(出場5カ国がすべて1位で予選リーグを突破する可能性が大きい)、アフリカが案外なこと(決勝トーナメント出場0になる可能性が大きい)、ヨーロッパ競合国の不振である。

フランスは予選敗退が濃厚だし、イタリア・イングランドは引き分けでは予選敗退だし、勝っても2位通過だ(イングランドは首位になる可能性もある)。スペインやドイツも1敗しており、もう取りこぼしは許されない。かろうじてオランダだけが前評判通りに勝ち進んでいるだけだ。

前回のドイツ大会では、準決勝に進出した4カ国のうち3カ国がヨーロッパの競合国だったのだが、8年前の日韓大会ではフランス・ポルトガルが予選リーグで敗退し、かろうじてドイツが決勝に進んだだけで、8年前と同じ構図になっている。

W杯はヨーロッパとその他の地域で交互に開催されているが、ヨーロッパ大会ではヨーロッパの国が、その他の地域の大会では南米が優勝するというパターンがキッチリ繰り返されている。今回もこの法則が当てはまっているようだ。

フランスチームは主力選手が、監督への暴言でチームから追放の処分となった。これに抗議して選手が練習をボイコットし、コーチや役員が辞任するなど、チームが崩壊するような事態にまでなっている。法則を理解していればこのような内紛は起きないと思うのだが…

昨日のオランダ戦は今後につながる惜敗だった。負けたとはいえ、最少失点に抑えたことで、最後のデンマーク戦で引き分けでも一次リーグを突破できる状況になったのだから、最高ではないが悪くはない結果といえる。前回大会も最後の試合にチャンスはあったのだが、ブラジル相手に3点差の勝ちが必要という、机上のチャンスでしかなかったのとは大違いだ。

失点のシーンまでは決定的なチャンスを作らせず、アンカーに阿部を用いた超守備的布陣が、競合国相手にも通用するということがわかったことも今後につながるものである。運良くデンマーク戦をしのげれば、イタリアかパラグアイと対戦することになるのだが、そこでも勝負になると期待を持てるからだ。

気になることが一つある。E組2位の決勝トーナメント1回戦は、29日の11時からだが、この日に出張の予定を入れてしまい、羽田に10時過ぎに戻ってくる予定になっている。試合開始時間に間に合うかどうか微妙な情勢だ。フライトの変更を考えなければならない。

最も、そんな心配をする前に、次のデンマーク戦をしっかり見届けなければならない。25日は、朝の3時半からの試合だが、仕事は午後からしか入れていないので、万全の態勢で応援できるはずなのだが…


昨日の蒸し暑さが残っているためか、寝苦しさのあまり眼が覚めてしまった。アメダスの気温では4時で22度もある。今日も気温が上がりそうだ。

昨夜は、スペインとスイスの前半で睡魔に勝てず、ダウンしてしまった。なぜなのか、優勝候補のスペインの試合は予選リーグでは、昨夜のスイス戦の放映だけしかない。そのために昨夜はトライしたのだが、日中の疲れが大きかったのだろう、前半しか見る事が出来なかった。

圧倒的に攻めていたのだが決め手に欠き、眼が覚めるとスイスが1-0の勝利であった。スイスは前回大会の4試合をすべて無得点に抑えている。決勝トーナメントでPK戦の末の敗退である。

昨日も点を取られずに終わったため、W杯で5試合連続で失点なしというのは、日本の目指す「専守防衛」戦法のお手本のような存在だ。「永世中立国」を宣言していることが、防衛につながったのだろうか。

昨日の8時半からの試合だったチリもスペインと同じように見て楽しいサッカーをしている。H組の放映は、21日のチリとスペインの1試合しかなく必見なのだが、時間が11時開始という最悪の時間帯なので…


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