忍者ブログ
[1633] [1632] [1631] [1630] [1629] [1628] [1627] [1626] [1625] [1624] [1623]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

昨日まで、八戸に出かけた。新幹線に3時間以上乗るのが嫌で、三沢空港着の飛行機で出かけた。往きの飛行機では外国人(東アジアの人ではない)が1/3以上占めており、国際線に乗っているのかと錯覚しそうなほどだった。バスの運転手の話だと、以前は三沢基地から軍用機を横田や横須賀に飛ばし、軍関係者の便宜を図っていたが、経費削減のため民間機を使用するようになったとのことである。

費用は、我々よりも随分安いとの事であり、「思いやり予算」がここでも活用されているのだろうか。往復とも搭乗率は50%を切っており、普通なら路線継続が問題になりそうだが、基地がある限り政治路線として廃止されることはないだろう。

空港から八戸市内までは直通バスが走っており、何のためらいもなくバスに乗ったのだが、発車して間もなく「八戸駅に行かれる方は、三沢駅で電車にお乗り換えください」というアナウンスが流れた。運転手に確認すると、「乗り換えてください」とのことである。

三沢駅からは「青い森鉄道」という第3セクター路線で、八戸駅まで通じている。新幹線の開業に伴い第3セクターに移行したらしいが、乗客はパラパラで赤字路線というのは一目瞭然で、行政の負担の大きさが心配になってしまった。

八戸駅について驚いたのは、駅の周辺に灯りが乏しいことだ。節電を徹底しているのかと一瞬思ったが、そうではなく建物がないのである。八戸駅は02年に新幹線が開通して以来、青森までの延伸までの10年ほどは東北新幹線の終点であったところなのに、全く賑わいはないのである。

駅の上にあるホテルにチェックインし、早速観光案内を調べてみると、中心街は八戸駅から少し離れた場所にあり、最寄駅は八戸線の「本八戸」ということが分かった。直線距離で、八戸駅から中心街までは4キロほどありそうだった。空港からのバスは、八戸駅などは見向きもせず、中心街へ直行していたのだ。

城下町では、駅から中心街まで離れているケースが多い。私の出張の記憶では、富山や、熊本、鹿児島などがそうだ。お城の側に電車が走るというのはもっての外ということなのだが、八戸は南部藩の支藩であり、南部藩自体も10万石程の小さな規模で、城下町という意識はなく駅前のホテルを選んでしまった失敗だった。

普段なら中心街の“視察”をするのが慣わしなのだが、今回は外に出ることはなくホテルに併設されている食堂(この言葉がぴったりである)で大人しく過ごすことになってしまった。

1泊4600円というJRのホテルとしては安い料金に魅かれて予約を入れたのだが、新幹線を利用するならともかく、飛行機利用なら駅上のホテルを選ぶべきではなかったのだ。初めての所に出かける時は、地図を確認することを再認識させられた。

八戸の街や食べ物についての感想は明日に書くことにする。
PR

コメント


コメントフォーム
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード
  Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字


忍者ブログ [PR]
カレンダー
04 2024/05 06
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
フリーエリア
最新コメント
[11/14 NONAME]
[06/09 元沖縄通♪]
[04/28 元沖縄通♪]
[03/22 ドン・カルチョ]
[03/21 佐野]
最新トラックバック
プロフィール
HN:
No Name Ninja
性別:
非公開
バーコード
ブログ内検索
アクセス解析
アクセス解析