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今朝の日経の記事の中に、「ベテランの技、科学が支え」という見出しの記事が掲載されている。葛西だけでなく、バイアスロンで金メダル2個のビョルンダーレン(40歳)や、リュージュで銀メダル2個のデムチェンコ(42歳)など、アラフォー世代の活躍の裏には、運動能力の研究・解析とそれに基づくトレーニング法の開発があるというものだ。

この記事を読んですぐに思い浮かんだのは、軍事技術の民間利用である。インターネットも元々は軍事利用を目的として開発されたものであり、アポロ計画も軍事利用をにらみながらの開発計画であり、そこで培われた技術が様々な民生利用にも応用されている。

「ZD運動」という品質管理の手法があるが、月着陸船に部品の欠陥があってはならないということから生まれ、今ではどこの製造現場に横断幕が見られるようになった。50年前に開発されたものがいまだに現役というのは驚きだが、ハードだけでなくソフトでも最先端技術の開発の中から、民間転用が生まれているのである。

トップアスリートのために生まれた技術も、“民間転用”は十分考えられる。私がスポーツの場面で現役だった頃、運動中に水分補給するのはタブー視されていた。腹痛を起こすとか、たるんでいるということで水を飲むことは許されなかった。

いつの頃からか、むしろ水分補給は積極的に行うべしということになり、サッカーの試合などでもボールが外に出るたびにボトルに手を出すのがあたりまえになった。

娘が高校生の頃サッカーをしていたので、何度か応援に出かけたが、試合の途中に「給水タイム」がありそこまでやるかと驚いたことがある。水分補給が見直されたわけで、スポーツをやっていない日常生活でもその必要性が強調されるようになった(お陰で“夜の水分補給”に後ろめたさはなくなったのだが)。

高齢化時代に突入しており、健康寿命の増進のための知見が、アラフォーメダリストのトレーニング方法からいくつも生まれてくるのではないだろうか。後4日で高齢者に仲間入りをするので、期待したいものだ。

ただし、トレーニングを伴うと三日坊主になるのは見え見えなので、やり続けることができるメンタル面の“最新科学”の知見も教えてほしいものだが。
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