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自民党の後継総裁選びは、前回は出馬を見送った福田元官房長官が、出馬を匂わすと雪崩を打ったように、派閥の領袖たちが福田支持を表明し、ほぼ勝負ありの感じである。昨年の総裁選挙で、安倍支持が一挙に膨れ上がり、大勝した時と同じような構図になりつつある。

昨日の昼までは麻生幹事長が本命と目されていたが、一気に情勢が変わってしまった。小選挙区制度では1選挙区に1人の公認しか得られないため、反主流的行動がとり難いという事が背景にあるのだろう。

安倍体制で冷遇された感じのあった、古賀派や谷垣派が先頭切って福田支持を打ち出したのが象徴的である。勝ち馬に乗るという風潮は政治の世界だけでなく、色んな分野で表れている。

出版やDVDの販売数量は低下を続けているのだが、ヒット商品は過去最高を更新するような大ヒットとなるケースが多い。映画の世界でも同様のことが見られる。これらはすべて勝ち馬に乗るという意識につながっているのではないだろうか。

成熟社会においては、選択の自由度が高まり多様化を求めるのが自然な流れのはずである。しかし、実際には集中化の方向に向かって流れている。これは自分の選択眼(目利き)に自信がないために生じることなのだろうか。何かおかしい気がする。

密室での総裁選出は行わないというお題目を唱えているが、実際には派閥の合従連衡で政権をたらい回ししようとしている。90年代以前の自民党を見ているようだ。

国民の期待とかけ離れた政権選択のプロセスである。勝ち馬に乗って負け組みになるという過ちを2度続けてやることになるのではないだろうか。懲りない人たちだ。

それにしても、福田VS麻生どちらが勝つにしても、元首相の2世、3世だ。小泉、安倍も政治家を親父に持っている。政治家という言葉に家という文字がついている。家業という意味なのだろうか。

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