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首筋と右手に湿疹が出来ている。首筋は見えないが、右手は蕁麻疹のような症状に見える。これは、一昨日から生まれ故郷の枚方に出かけ、子供の頃にセミやトンボを追いかけて遊んだ神社の裏山に行ったためだ。

きれいに公園として整備されているところもあるが、昔よじ登ってセミを捕まえた大木がそのまま残っていたりして、50年前そのままのところもある。エビガニ(子供の頃はザリガニのことをこう呼んでいた)釣りをした池(といっても直径4~5Mほどのもの)があるかと、林の中を探索したのだが、それがよくなかったようで、その際毛虫が3匹シャツに付いたようである。

自分では気が付かず、親戚の者に指摘されたのはかれこれ2時間ほど経過してからであった。たっぷり毛虫は徘徊したのだろう、昨日はそれほどでもなかったのだが、今朝になって一気にかぶれはじめ痒い思いをしている。

休日で医者が休みのため、薬局で一番協力と薦められた薬を塗り、少し治まったように感じる。

子供の頃から、湿疹で高熱を出して寝込んだことが2度ある。一度目は小学生の時に、生酢し(しめ鯖のことを母はこう呼んでいた)を食べてあたり蕁麻疹になった。39度近くまで熱が上がり、3日ほど学校を休んだ。

二度目は大学生の時である。同志社大学の陸上部の練習場は京都の岩倉にあり、比叡山の麓である。トレーニングの一環としてたまに比叡山を駆け上がり、くだりはケーブルカーの階段を下る(これが結構きつい)ということやっていた。ある時、登山道ではなく、獣道のようなルートを辿って上ったことがあり、翌日前身に湿疹が広がったのである。

どうやら漆にかぶれたようで、このときも高熱が出た。家の前に内科のお医者さんがおり、抗生物質の注射をうってもらって回復したのだが非常に怖い思いをした記憶がある。

高齢のお医者さんで70を超えていたように思うが、脳溢血を患って手が少し不自由であった。懸命に注射針を刺そうとするのだが刺さらず、看護婦をやっていた奥さんと二人がかりでようやく注射できたのだが、針が曲がって折れそうな感じがして怖かったのが思い出である。

蕁麻疹から高熱が出るのは体質だと思う。今回熱が上がらない事を祈っているが、以前ほど発疹の症状はひどくなく、これで治まると思う。強力な薬と薬剤師に推奨された効果が、今のところ続いているようだ。
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