社長のブログです
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九州・四国は梅雨明けの気配だが、関東地方はもう少しかかりそうだ。今朝は湿度が高く、空気が体にまとわりつくようで気持ちの悪い陽気だ。しばらくお日様が出てないためか、ベランダのゴムの木は、葉っぱの枚数は増やしているものの少し元気がない。
今週末は参議院選挙があり、NHKの番組は政見放送でレギュラー番組がかなり飛ばされている。この中でつい吹き出してしまうのは、国民新党の放送である。政見放送で、国民新党は綿貫代表と亀井幹事長が並んで出演している。両人とも強面のタイプで、二人並んで映っている姿は、どうみても●●のようで、イメージを考えると二人は絶対に並んではいけないのではないだろうか。 ここまでの新聞の論調や情勢分析を見ると、自民党の大敗が規定路線のように見える。朝日新聞などは5月から、毎週世論調査を実施し、安倍内閣の支持率の低下を追い続けている。 毎週調査結果を報道し、トレンドを強調することにより、世論を煽っているような気さえする。朝日新聞と、安倍首相は、NHKの従軍慰安婦放送に対する、与党の介入問題を契機に敵対関係が続いているようだが、報道の自由を楯に、このような露骨な世論誘導は許されるのだろうか。 選挙報道についてはアナウンス効果ということが言われる。報道が選挙結果に影響を与えるというのだが、アナウンス効果には「負け犬効果」(同情票が集まる)、と「勝ち馬効果」の両面があり、結局は行って来いの関係になっているのではないかと思う。 マスコミの意図的な世論捜査に惑わされることなく、冷静に判断して、意思を投票用紙に込めたいものだ。 PR
今朝の電子版のニュースでは、段ボール入り肉まんは、北京テレビの捏造であったという報道が流されている。配信時間からすると、朝刊には間に合わなかったのだろう。今日のワイドショーのトップニュースになるのではないだろうか。
このところペットフードや歯磨きなど、メイド・イン・チャイナに問題が多発しており、段ボール入り肉まんがあってもおかしいとは感じさせないところが恐ろしい。 たまたま昨日の夕刊フジの記事に、実際に段ボール入り肉まんを作り、試食するという記事が掲載されていたので、とりわけ捏造報道という言葉に目が行ってしまった。記事によると、試食した感触では、明らかに異常なものとわかるからだ。 夕刊フジは、宇都宮の有名中華料理店のシェフに依頼し、北京テレビの報道にあったレシピに沿って忠実に追従している。段ボールを苛性ソーダに5時間浸して柔らかくし、豚ミンチと6:4で混ぜ合わせたものを使っている。 苛性ソーダは劇薬で、触れれば皮膚はただれ、目に入ると失明、体内に入れば即死はしなくとも内臓がただれて死に至るという。それに加えて、段ボールに使用されるインクに含まれる重金属も人体には有害だ。煮たり蒸したりする間に、苛性ソーダは無害化されるようだが、重金属はそうはいかない。 この追従実験を行い試食した記者は、まさに“勇敢フジ”というべきなのだろう。記事によると、食感が全く違い味も薄いとの事である。噛み続けていくうちに、“濡れた紙”の感覚が広がりはじめて、思わず吐き出したそうである。 この記事からすると、明らかに食べればおかしいと分かる代物のようである。北京テレビの捏造を担当したディレクターは試食をしなかったのかもしれない。このニュースは世界中で報道されたもので、メイド・イン・チャイナに与えたダメージは計り知れない。 中国製品についての、国際的な不信感が広がる中で、なぜこのような捏造をしなければならなかったのか疑問だ。
参議院選挙まで後2ヶ月となって、世論の動向が注目されるが、5月末から6月上旬のマスコミによる世論調査では、安倍内閣の支持率が大きく低下している。「消えた年金問題」や「松岡大臣の自殺」などが大きく影響を与えているようである。
前月との比較で並べてみると、毎日が43%から32%、日経が53%から42%、共同通信が48%から36%、朝日が40%から30%となっている。いずれの調査でも前月から10%の落ち込みであり、与党にとっては厳しい結果だ。 ここで興味深いのはメディアによる支持率の差である。日経と朝日では10ポイントの開きがある。どの調査も1000サンプル程度の調査を実施しており、誤差の範囲は3%前後であるから、明らかに有意差があるとみることができる。 これはほとんどの調査が電話調査で行われており、調査主体によって回答者の属性が偏るためと考えられる。日経の名前の調査では保守的な人が多く反応し、朝日が行うと保守系の人の回答が少なくなるのであろう。論調による差が調査主体となった時にも大きな差として現れてくるのである。 それにしても大きな差である。 誰が調査をするかの差は大きいものの、いずれの調査も前月比では10ポイントの減少であり、支持率の低下は間違いない。40%前後の支持率は、支持と不支持が拮抗する微妙な水準であり、支持が不支持を上回る(下回る)という絶対値を取り上げた論議は意味を成さず、トレンドを中心にした分析にとどめるべきであろう。 調査データを読む時に、調査主体によってどの程度のバイアスが発生するかを認識しておくことが、マーケティングの実践においても参考になると思う。 これでブログをはじめて100本になった。どのような傾向のブログになっているか、近々分析してみよう。 週間ダイヤモンドの今週号は、リッツ・カールトンの「もてなしの心」の特集である。新聞広告を見ていると、ケース・スタディとしてS不動産の名前も見られた。どこかで聞いた名前だと思い早速買い求めた。 やっぱり自分がかって利用した不動産会社であり、CSを武器に短期間に業績を伸ばし、上場を果たした企業として取り上げられていた。 あまり頭にきたので、担当者に私のCSの本を渡して、もっとCSを考えるべきだという話をしたことがある。その結果が、今回の記事につながっているのなら幸だが… 本論のリッツ・カールトンの分析であるが、論調としては従業員満足が決めてであるような書き方になっている。それを支えるクレドやエンパワーメントが繰り返し強調されている。 ところで、記事の中で一つ気になるデータがあった。顧客当たり売上高についてのデータである。顧客の満足を4つにわけ、各々の客単価を示しているデータで、記事によると大変満足している人は平均より客単価が23%高く、満足ではプラス7%、不満になるとマイナス1%、大変不満はマイナス13%となっているというものである。このデータは捏造だと断言できる。 この数値が事実だとすると、リッツ・カールトンの顧客は満足している人よりも不満の方が多いことになる。満足客の比率が多ければ、プラスの値が小さく、マイナスの値が大きくなるはずである。リッツ・カールトンの顧客は圧倒的に満足している人のほうが多いと思われるので、このデータはだれかがでっち上げたものだといえる。
昨日気象庁から2回目の「桜の開花予想」が発表された。このところの低温の影響もあったのか、記録的早咲きと報道された1週間前の発表よりも大幅に後退しているが、それでも平年より少し早い予想となっている。
平年よりも2週間も早いと予想された静岡や、東京、松山、高松は入力ミスがあったためである。屋形船や旅行会社・弁当業者など、開花予想のミスで影響を受けたところは少なくないように思う。入力ミスによる経済に与えるマイナス効果がどれだけあったのか検証してみる必要がありそうだ。 2月が記録的暖冬であったため、桜の開花が早まるのは当然だという認識があり、静岡は本州の中で冬にもっとも暖かい地域で、昔は横浜ベイスターズの前身である大洋ホエールズがキャンプを張っていたこともあり、平年より2週間も早い予想も、そんなものかなと思ってしまった。 ところで、記録的早咲きと報道された3月8日の日経の朝刊には、「予想合戦花盛り」という見出しで、民間気象情報会社との対比の記事も掲載されていた。 気象庁が最も早いと予想した静岡は、民間気象情報会社のウェザーニュースでは12日も違っており、担当者のコメントとして「率直に言って大胆な印象を受けた。静岡などはちょっと早すぎるのでは」というのを紹介していた。 メディア・リテラシーのことを「ツッコミ力」という言葉で表現をしている人がいる。リリース記事をそのまま無批判に掲載する報道機関が多い中で、裏付けをとるという記者としての基本「ツッコミ」を忘れなかった日経の担当者に敬意を表したい。 野球のキャンプ地があったことなど、生半可な思い当る節があったために、そんなものかと安易に考えてしまった自分自身にも反省している。 「ツッコミ力」については、稿を改めて紹介する予定である。 |
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