社長のブログです
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 週間ダイヤモンドの今週号は、リッツ・カールトンの「もてなしの心」の特集である。新聞広告を見ていると、ケース・スタディとしてS不動産の名前も見られた。どこかで聞いた名前だと思い早速買い求めた。 やっぱり自分がかって利用した不動産会社であり、CSを武器に短期間に業績を伸ばし、上場を果たした企業として取り上げられていた。 あまり頭にきたので、担当者に私のCSの本を渡して、もっとCSを考えるべきだという話をしたことがある。その結果が、今回の記事につながっているのなら幸だが… 本論のリッツ・カールトンの分析であるが、論調としては従業員満足が決めてであるような書き方になっている。それを支えるクレドやエンパワーメントが繰り返し強調されている。 ところで、記事の中で一つ気になるデータがあった。顧客当たり売上高についてのデータである。顧客の満足を4つにわけ、各々の客単価を示しているデータで、記事によると大変満足している人は平均より客単価が23%高く、満足ではプラス7%、不満になるとマイナス1%、大変不満はマイナス13%となっているというものである。このデータは捏造だと断言できる。 この数値が事実だとすると、リッツ・カールトンの顧客は満足している人よりも不満の方が多いことになる。満足客の比率が多ければ、プラスの値が小さく、マイナスの値が大きくなるはずである。リッツ・カールトンの顧客は圧倒的に満足している人のほうが多いと思われるので、このデータはだれかがでっち上げたものだといえる。 PR |
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