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聖火リレーについて、善光寺が場所の提供を拒否した。仏教徒であるチベット人が迫害されていることに対する、同じ仏教徒としての抗議の意味もあるのだろう。

コカコーラをはじめとする、聖火リレーのスポンサー3社(こんなものがあるとは知らなかったのだが)は、厳重な警備のもとでの宣伝効果はないという理由で、伴走車を辞退した。物々しさばかりの中で、企業のロゴが映るのはかえって逆効果かもしれない。

メディアが報道する度に、事柄がだんだん膨れ上がるということはよくあることで、欧米のメディアの中国叩き(洋の東西を問わず、メディアというのは魔女狩りが大好きだ)に、乗せられている気もする。

映画「靖国」の上映が自粛されたことについて、メディアは「表現の自由」の侵害ということで、一斉に書きたてたのを受け、上映を計画する映画館が続々と表れているようで、今朝の日経によると全国で21の映画館で上映される予定という。当初5つの映画館が上映するとされていたのに比べると、今回の騒動で5倍に増えたことになる。

日経には右翼の談話として「我々が行動を起こす前に映画館が勝手に転んで騒ぎが大きくなり、無視すべき映画にプレミアムを付けてしまった」というコメントが掲載されている。本質を突いた言葉ではないだろうか。

法律が施行されてから、騒ぎが大きくなることがある。「後期高齢者医療制度」や「障害者自立支援制度」である。国会の審議の中で、野党から問題点の指摘がされていたが、そのときにはあまり大きく取り上げず、法が施行されてから騒ぎ出すというのは、メディアの姿勢として問題ではなかろうか。

メディアの威力は大きく、「もう一つの権力」というべき存在になっていると思う。メディアを批判的な眼で見るという態度は、我々にとって必須条件ではないだろうか。
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