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五輪の聖火リレーが長野で開催される日に、善光寺ではチベット騒乱の犠牲者に対する追悼法要を営むという報道がされている。善光寺は聖火リレーの出発地としての協力を拒否しただけでなく、反対へと一歩踏み込んだ意思表明であると思う。

中国では、フランスへの憤りが治まらず、先週末にはカルフールの不買運動を呼びかける集会が各地で行われたようだ。カルフールは、日本では幕張に進出したのを皮切りに、数店の出店がなされたものの、日本市場では受け容れられず、すぐに撤退してしまったが、中国では180店もの出店が行われており、中国の人々には受け容れられている。

カルフールが幕張に第1号店ができたときに、家から近いこともありすぐに見学に出かけたが、品揃えの幅が狭く日本の消費者には受けないだろうという印象を持った。スーパーを観察する時は、顧客の観察と品揃え、立地と導線をポイントにしている。

品揃えは、調味料・調材を見ることにしている。店の提案力や姿勢が分かるとともに、地域の食文化の特性が分かるためである。カルフール幕張店の場合、例えば開店時にポン酢の品揃えは、「味ポン」と「ユズポン」がピラミッドのように積み上げられているだけで、2種類しかなかった。コンビニの品揃えなら、最大公約数的なこれでよいのだが、スーパーではこのような方法では上手く行かない。

高度経済成長が続き発展途上にある中国では、このようなやり方でも成功するのだろう。180も出店ができているというのは、完全に中国の文化に溶け込んでおり、中国人もカルフールの提供する“フランスの薫り”を楽しんでいるような気がする。

面白いことに、フランス人も自国が世界一だという自負が、人一倍強いようで「中華思想」の国といえるのではないだろうか。今回の一連の事柄は「中華思想」の国同士の、近親憎悪からくるものかもしれない。

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