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高校野球は、オリンピックの陰に隠れてひっそり始まったが、桐光の松井の脱三振ショーで盛り上がり、明日のフィナーレを迎えようとしている。惜しくも準々決勝で敗れたため、脱三振の大会記録の更新はならなかったが、4試合で68個の三振というのはすばらしい記録だと思う。

松井の活躍のお陰で、改めてクローズアップされたのが徳島商業からドラゴンズに行った坂東英二だろう。坂東の場合は、魚津高校の村椿との延長18回と翌日の再試合があり、7試合、延長18回は2試合分であることも考えると、実質8試合での83三振である。

タレント活動で現在は著名だが、「昔はすごい選手だった」ということを、松井の活躍のお陰で知らしめたのではないだろうか。

延長18回で引き分け再試合というと、松山商業と太田の三沢高校との決勝戦や、松坂の横浜とPLの試合も想い出されるが、規定ができた最初の試合ということで、私には徳島商業と魚津高校との試合が最も印象が強いものになっている。

この時は、町内会のイベントでびわ湖に海水浴(湖水浴と言うべきか)に出かけ、帰りのバスの中でラジオの実況中継でこの試合を聴いていたのでよく覚えている。松山と三沢の試合も、横浜とPLの試合も両方ともなぜかテレビでみていたのだが、ラジオで想像力を掻き立てられながら、というのが強く印象に残っているのであろう。

桐光の松井の大活躍のお陰で、もう一つの大(珍)記録が誕生する所だった。4試合で68個の三振というのは1試合平均17個になり、アウトの2/3が三振だったことになる。こうなると「暇な野手」が出てくるのだが、桐光のサードもその一人で、3回戦までの3試合で一度も打球を処理しなかった。

試合中にボールを触るのは、三振のあとのボール回しの時だけというのが、準々決勝の8回まで続いた。9回になってようやく三塁線を襲うゴロが飛び、ファインプレーでこれを処理した。守備が上手いということをようやく知らしめたわけだ。よくあることだが、次の打球も三塁への緩いゴロで、これも上手く処理をした。

メジャーならこのような珍記録もすぐにテロップで流されるのだが、日本の記録はどうなっているのだろうか。暇な記録員でもいないと過去の記録は遡れないだろう。

明日の決勝は、大阪桐蔭と光星学院の春に続いての「関西弁対決」になると予想するのだが。
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