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昨日は「びわ湖毎日マラソン」が行われた。今年の夏の大阪世界陸上の選手選考のラストレースであった。
気温が20度を超える厳しい条件でのレースになり、国内招待選手は全員30Kmで脱落し、一般参加の旭化成の久保田が2時間12分台で6位に入ったのが日本人選手の最高であった。

これで、今回の選考会で日本陸連が定めた選考基準を上回ったのは、福岡を走った奥谷選手ただ一人となった。今年の選考対象レースは、
福岡は絶好のコンディションだったが、その他のレースは天候に恵まれず記録が出にくい条件となったためとされている。
地元で行われる大会だから、出場枠の5人を何とか選出するのだろうが、
かなりもめることと思う。

しかし、20年前のソウル五輪の選考の折には、一発選考の対象であった福岡国際で、今年の東京マラソン以上に厳しい気象条件の中で、中山選手は2時間8分台でブッチギリの優勝を遂げたし、選考会を骨折で出場していなかった瀬古選手は、追試として参加した「びわ湖」で、今回と同じような異常気象の中で、精彩を欠きながらも、2時間10分台で優勝している。
20年前に比べて全体のレベルが落ちていることは否めまい。

レベルの低下はマラソンだけでなく、昨日終わったスキーのジャンプや複合も、10年前にはメダルを取るのが当たり前だったのが、僥倖に恵まれての団体3位がやっとであり、スピードスケートも同様である。
先日行われた柔道の国際大会で出場した3人のアテネの金メダリストがいずれも敗退している。

オリンピック種目で今元気なのは、今月東京で世界選手権が行われるフィギュアスケートと、水泳だけではないかと思う。両者に共通しているのは、有望な若手が次から次へと出現していることである。新陳代謝が活発に行われるのが「若い」証拠である。

そもそも、真夏に行われる五輪や世界選手権を、冬場の選考会でタイムを基準にしながら選ぶのは無理があると思う。おそらく今年の大阪世界選手権で2時間12分台で走れば金メダルを狙える。
前半トップグループについてゆけず、後半に追い上げたレース振りは評価が低くなるのだろうが、過酷な気象条件の中で自己記録を更新した、24歳の久保田選手をぜひ選んでもらいたいと思うのだが…

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