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ヤンキースのイチローがここにきて大活躍をしている。元々固め打ちをするタイプだったが、昨年はそのスイッチが入らずに200本に到達せず、今年も10日ほど前までは2割6分台の打率に低迷していた。

それが、この1週間ほどで3安打以上を続け、2割8分台まで打率を急上昇させた。もう少し早くスイッチが入っていれば200本安打に復活できたのに、少し遅すぎた感じだが、優勝争いを終盤まで繰り広げていることがイチローにスイッチを入れさせたのだろう。

優勝争いだけでなく、プレーオフという敗者復活戦を採用することで、終盤まで白熱した試合が展開されることになる。サッカーのJ2などはその典型で、今までの3位までの自動昇格から、今シーズンは自動昇格は2チームまでで、3位から6位までのチームによってプレーオフを行い1チームが勝ち上がるシステムに変更された。

6位までにチャンスがあるわけで、今のところ甲府が頭一つ抜け出しているが、自動昇格の2位の湘南と3位の京都との勝ち点差は2で、1試合で逆転する可能性があり、3位の京都に勝ち点差3で3チームが並び(ここまでがプレーオフ進出権がある)、さらに勝ち点差1で1チーム、勝ち点差2で2チームがいるという混戦になっている。

後7試合あるため、昨日の時点で自動昇格圏にいる湘南が、プレーオフにも出場できない事態も十分起こりうる状況にある。プレーオフという敗者復活制度が、白熱した試合を多くするという典型のようだ。

自民党の総裁選挙にもプレーオフがある。1回目の投票で過半数をとるものが居なければ、上位2人の決選投票があるというもので、5人という大勢が立候補したため過半数をとるのが難しいとされている。

問題はプレーオフになると2位が逆転する可能性が高いことにある。トップになると見られる石破氏は国会議員の支持は少ない(脱派閥を掲げているため長老連中の覚えが悪い)が、地方票で優位に立っているため1位通過が確実視されている。

しかし、プレーオフでは「石破憎し」の表が集まり、2位になった候補に国会議員票が集中し、逆転勝利となる見方が多いようである。そのためにプレーオフ出場権をかけた2位争いが熾烈になっているというのが、現在の状況のようだ。

おかしな話である。国会議員の支持と、党員の支持が真逆になっていること自体疑問符が付くし、決選投票で党員の支持が少ない候補が逆転勝利というのは、民意を大きく損なうのではないだろうか。

石破氏がプレーオフに勝つためには、1回目の投票で圧倒的多数で地方票を獲得するしかないのだが、各得票数に応じて割り振られるドント方式では過半数を獲得するのは容易ではないだろう。

国会議員の投票で2位が総裁に選出されるようなことになったら、近いうちの総選挙で首相に選ばれることはないように思うのだが。
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