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聖火リレーが平壌で行われた。ニュース映像で見ると、長野やソウルとは様変わりで、物々しい警護もなく粛々と進められたように見える。長野やソウル、あるいはその前のオーストラリアのキャンベラなどで見られた大きな赤い旗を打ち振るうこともなく、静かな雰囲気で行われたようだ。

赤い旗は留学生が持参したもののようだが、北朝鮮には留学生がいないということか。日本人で海外に留学している人で、日の丸を持っている人はどれだけいるのか気になるところだ。特に、あのような大きなサイズの旗を。

ところで、「粛々」という言葉が、昨日のニュースの中でこれ以外に2度登場した。ガソリンの暫定税率を衆議院で30日に再可決することについて、派閥の会合で領袖が「粛々と議決する」という演説をしていたのである。

粛々とは、政治家が良く使う言葉で、一般の会話にはほとんど出てこない。死刑執行についても、鳩山法務大臣は「規定にのっとり粛々と進めた」という表現をしている。

どのような意味なのか、語意・語源を調べようとしたが、今日は祝日で図書館は休館である。明日にでも、「日本語大辞典」で調べることにしようと思う。

頼山陽の「鞭声粛々夜河を渡る」という一節が、粛々の知名度に大きく貢献しているようだが、本来の意味は静かに事を為すということだと思う。

しかし、昨日の平壌や政治家が使う言葉になるともう少し違う意味があるような気がする。何も考えない、思考停止状態のことを指すようである。

政治家が、「粛々」という言葉を使う時には、後ろめたさが見え隠れするのだが、気のせいか。

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