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日経、朝日の世論調査で、内閣支持率が20%の前半になった。政党支持率でも民主党が自民党を上回った。いよいよ森内閣の末期に似通ってきたのだが、与党内で福田首相を引きずりおろす行動は今のところ見えないようだが…

プロ野球がはじまって1ヶ月以上がすぎた。4月の巨人戦の視聴率が過去最低であったと報じられている。昨日の試合振りから見て当然なのだが、淡白な攻撃で8時半には試合が終了してしまった。

大本命と目された巨人の不振は、とにかく打てないことに尽きる。クリーンアップの打率で最も良いのがラミレスの2割5分9厘で、小笠原、高橋は2割5分以下で4回に1回もヒットが出ないのである。さらに、阿部は1割台に低迷し、イは2軍に落ちている始末である。

間もなく交流戦が始まるのだが、今年はパリーグの若手投手陣が好調である。投手の防御率は、成績を示す指標として最も有力なものであり、2点台なら優秀と見られ、シーズンを通して3点台ならば合格点である。

はじまって1ヶ月あまりとはいえ、パリーグの投手で2点を切る防御率をマークしているのは、6人もいる。セリーグはその半分の3人である(もっとも中日はチーム全体の防御率が1.85と素晴らしい数値を示している)。

投手の成績が良くなると、相対的関係にある打者の成績が悪くなる。パリーグで打率3割を超える選手は、8人にすぎない。春先は投手有利といわれるが、今年は特にその傾向が強いようである。

例年交流戦で勢いが出るチーム、躓くチームが現れる。昨年から交流戦は3連戦から、2連戦へと変えられた。2連敗の負け越しを繰り返すと、ずるずる後退することになる。巡り合わせが悪く、ダルビッシュや岩隈などエース投手に次々遭遇するようになると災難だ。

現在の打撃不振を引きずって交流戦に突入すると、今年の巨人の場合はとんでもない結果が待ち受けているような気がする。5月20日からはじまる交流戦のために、今打線の建て直しが必要だ。

アンチ巨人は、強い巨人が負けるのを喜ぶのであり、弱い巨人が負けても面白くない。視聴率が低迷するのは当然か。
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