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昨日から消費税の増税が始まった。その話題を取り上げたNHKのニュースでは、必ず最後に「増税された消費税は全て社会保障に充てられます」というフレーズで締めくくっている。刷り込みを狙ったような文言であり、勘繰りたくなる。

権力の監視機能というのがメディアの役割の一つであるならば、「増税された消費税は全て社会保障費に充てられますでしょうか?」という疑問形で終わるのが望ましいと思うのだが、これも新会長就任の効果なのだろうか。

STAP細胞の論文について、理研の調査委員会から最終報告が出された。NHKでは会見の模様を生中継をするほどの力の入れようで、私も思わず観てしまったが、何かモヤモヤしたものが残ったままの内容だったように思う。

理由は、調査委員会が検証したのは、論文の中身ではなく、論文の作成過程や記述方法などの形式・体裁を質しただけで、肝心の中身=STAP細胞の有無については全く言及していなかったためだ。

新聞の見出しには、「捏造」「改ざん」という言葉が大見出しになっている。捏造というのはパンチのある言葉で、新明解で調べてみると、「本当は無いことを、事実であるかのように作り上げる事。でっちあげ。」と記されている。

でっちあげだとするならば、STAP細胞の存在を否定する必要があるのに、調査委員会は存在の有無の確認は「調査委員会のマターではない」と質問に答えている。他の論文から画像を切り貼りしたことの事実は認められたのだから、「改ざん」という言葉はあてはまるのだが、真贋を調べていないのだから、「捏造」という言葉はあてはまらないように思う。

「最終報告」というからには、さらには捏造という重い言葉を使うからには、きちんとした結論を出すべきで、これでは「中間報告」にすぎないと思う。

理研が最終報告を急いだのは、「特定国立県開発法人」の指定が今月に行われるためだと思う。理研の和光にある研究所にインタビューで訪れたことがある。大学のキャンパスを思わせるようなたたずまいや、研究に取り組む姿勢などは日本最高峰の研究機関だと思うのだが、お役所体質が一部に残っているということなのだろうか。



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