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アメダスの今朝7時の気温が18度あった。近隣のサクラはまだようやくほころびかけたばかりだったが、今日は一気に咲きだしそうだ。偵察がてら散歩に出かけてみたが、三分咲きにようやくなったところだ。来週は気温の低い日が続きそうなので、来週末まで楽しめそうだ。

サクラの開花は、辛い冬場が過ぎ春の本格到来をかんじさせるために、日本人に「サクラ好き」が多いように思うのだが、安倍政権の御用新聞である日経も、長い景気低迷を脱出しつつあることをアピールするために、盛んに開花宣言的記事を掲載している。

今日の一面トップは、「女性・高齢者 働く機運」という大見出しで、非労働力人口が22年ぶりに減少に転じたことを報じている。普通のデータはプラスになることを喜ぶものだが、マイナスが歓迎されるのは珍しい事だ。

労働力人口は、仕事に就いている人と、職探しをしている人を合わせた人口で、15歳以上の全人口から労働力人口を差し引いたものが「非労働力人口」ということになる。13年に、この非労働力人口が0.7%減少し、4506万人になったとされている。人口減少社会という下り坂に差し掛かっている時に、マイナスーマイナス=プラスという解釈による大見出しになったということか。

補強データとして、「専業主婦は4.3%の減少」(データの比較できる53年以来最大の減少とのこと)、「ニートは3年ぶりに減少」、「働く高齢者も増加」という3つのデータが掲載されている。

非労働力人口が減ったのは、働かないと食えないということの現れであり、社会に余力がなくなったことの証左であると思う。

データの読み方が正反対だと思うのだが、こんなデータまで持ち出してアベノミクスの開花宣言をするというのはいかがなものか。





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