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今朝は少し風があるが、よい天気で1日気持ちよく過ごせそうだ。

明日からゴールデン・ウイークが始まる。今年はカレンダーの具合がよく、1日と2日を休暇にすれば9連休となり、行楽地は大賑わいだろう。

 

子供が小さい頃、ゴールデン・ウイークに群馬県猿ヶ京にある千葉市の保養施設に出かけたことがある。関越道の大渋滞で13時間もかかり疲れ果て、それ以来ゴールデン・ウイークに遠くに出かけたことはない。今年も、有楽町の東京国際フォーラムで開催される「熱狂の日コンサート」に出かけるぐらいで、読書に集中する予定だ。

 

昨年も「熱狂の日コンサート」に出かけたのだが、生誕250年のモーツアルト特集だったので大変な賑わいだった。当日券を買おうとしても、レイトショーしか空きがなく雰囲気を楽しむだけで終わってしまったので、今年は前売りチケットを手配している。ラフマニノフのピアノ・コンチェルトだ。

 

ところで、NHKではゴールデン・ウイークという言葉を使わず「大型連休」という名称に統一している。昔はNHKでもゴールデン・ウイークと読んでいたのだが、最近では大型連休になっており、私にはしっくり来ない言葉である。

 

そもそもゴールデン・ウイークとは和製英語で、映画業界から使われるようになったそうだ。娯楽の主役を映画が担っていた昭和26年のゴールデン・ウイーク期間に、獅子文六の「自由学校」を松竹と大映の2社が同時に映画化し、同じ日に封切られたことに端を発している。
2社の競作ということで話題を呼んだこともあり、それまで動員数では正月とお盆の時期がピークだったのを始めて上回り、それから業界関係者がゴールデン・ウイークと呼ぶようになったそうである。

 

NHKが呼び方を替えたのは、「言葉おじさん」こと梅津 正樹アナウンサーの説明によると3つの理由による。
一つは映画業界関係者が言い出したこと、二つ目は最大でも
5連休であり1週間ではないこと、3つ目はこの期間も働いている人が折り浮かれた言葉は慎まなければならないことである。

 

何とも堅苦しい説明である。明るさを提供するのも報道機関の使命のひとつである。一般にはゴールデン・ウイークという言葉で定着しているのだから、あえて新しい呼称を用いることはないと思う。国鉄が民営化した時に、愛称として「E電」という言葉を使おうとしたことがある。今では「E電」という言葉は通用しないと思う。言葉は文化である、大事にしたいものだ。



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