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今朝は少し寝坊をしたため、ブログを書く時間が遅くなってしまった。北の高気圧が強くなり、冷たい空気が侵入してきているためか、心地よく寝入ってしまったためだろう。

最近「情報」ということに関心があり、このブログでも再三取り上げている。情報には「様子を知る」(レポート)、「変化を知る」(インフォメーション)、「先を知る」(インテリジェンス)の3種類あるが、「様子を知る」ということをもう少し考えて見たい。

「様子を知る」という情報を提供する場合は、事実をそのまま伝えるだけでなく、解釈・分析を付け加えることで情報としての価値が高まる。その一つの方法としてデータを提供する場合、“目安”というものを設定するのが有力な手段となることは既に取り上げた。

もう少し、違う観点から考えて見たい。新聞やテレビのニュースは「様子を知る(知らせる)」情報提供の代表的なものだろう。しかし、新聞やテレビのニュースを見ていて何時も何か物足りなさがある。

子供の頃、ニュースには5W1Hが必要だと教わった。「様子を知る」には5W1Hが不可欠なのだ。ところが、新聞やテレビのニュースは、何時、どこで、誰が、何を、どのような方法でというのはたいてい揃っている。ところが、なぜという項目はほとんど書かれていることはない。そのために物足りなさが残るのである。

なぜを除く4つのWやHというのは、客観的な事実でありすぐに分かることである。しかし、なぜというのは記者の分析が必要な項目であり、主観的にならざるを得ないために、あえて言及しないのかもしれない。

Whyの入っていない記事に慣れ親しんでしまうと、なぜを考えることがおろそかになってしまうかもしれない。

「様子を知らせる」情報提供は、“目安”と“なぜ”があると、一段レベルが高いものになると思う。
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