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昨日は黄砂のせいで太陽がぼんやりしていたが、今日も霞がかかったような空模様である。昨日は心なしか、メガネの汚れがいつもより多いように思われたが…

ぼやんとした空気の中で、銀座の裏通りで珍しいちょうちんを見かけた。緑色がぱっと目に飛び込んできたのだが、夜になるとどんな目立ち方をするのだろうか。ちょうちんには、「地場産品応援の店」と書かれている。
200803031509001.jpg
国産品を使った店であることの証明らしいが、緑のちょうちんという分かり易い道具を使っているのが、いいアイデアだと思う。どれくらい流行っているのか、今度夜に出かけてみよう。

東洋経済を早速買って呼んでみた。地頭とは、明確な定義はなかったのだが、「知識に頼らない思考力」のことを指しているらしい。コンサルティング会社への入社試験の面接では、「日本全国の温泉旅館の数は?」とか「サッカー場に芝生は何本生えているか?」など、知識ではなく自分の頭で考え出して答えを導き出す質問がよく出されるという。これが「地頭」らしい。

この手の問題を解くには、コツがある。コツさえ会得していれば、何とか答えを導き出されるものであり、地頭とは少し違うのではないだろうか。

私流のコツとは、まず①条件の整理をすること。どのような前提になっているかを明確にすることであり、前提条件を導き出すのが「考える力」の一つである。

②因果関係を見つけ出す。「風が吹けば桶屋が儲かる」という理屈を考え出すことであり、「屁理屈」でもかまわないと思う。

③知識の引き出しの中から、最適なものを選び出す力であり、引き出しの豊富さ=多様さと、正しいものを選び出す力が必要である。直感というのは、何もないところから生まれないと思う。

この3点させ使えれば、東洋経済がいうところの「地頭力」が身に付くと思う。コンサルタント会社の入社試験によく使われているようだが、私が40年近く前に日本能率協会を受験した時も、このような試験が1時間半もあったのを記憶している。

当時ベストセラーになった、多胡 輝の「頭の体操」に出てくるような問題にも似ており、取り組みやすかったのを覚えている。コンサルタント会社では昔から、このような教科書からでは学べない、「問題解決力」を問うような試験をしていたのだと改めて思う。
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