社長のブログです
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総務省が実施している調査の中に、「社会生活基本調査」というものがある。これは、8万世帯を対象に、日常生活での行動(時間の使い方)を調べるもので、1976年から5年おきに実施されており、直近の調査は06年に実施されている。
10歳以上の世帯員を対象にしているため、18万人分のデータになっている。30年で日本人の行動がどう変わったかや、地域・年齢による行動の違いなど分析すると面白いデータである。 HPからダウンロードできるのは、96年以降なので10年間を振り返ると、日本人が内向きになったことがよくわかる。 例えば、スポーツ活動でみると、96年に最も多かったのはボーリングの29%であり、軽い体操28%、散歩23%、水泳と釣りが23%となっているのに対して、06年ではボーリング19%、水泳14%、釣り10%と大きく減少している。散歩だけが35%と増えているのだが、これは「軽い体操を含む散歩」というようにカテゴリーが統合されたことの影響が大きい。 これ以外にも、スキー・スノーボード14→7、ゴルフ14→9、登山・ハイキング14→10と大きく減少しており、ミズノやアディダスなどスポーツメーカーの経営がきがかりになるくらいだ。 ところが、趣味の世界になると、結果は少し異なる。96年の上位を見ると、CD鑑賞52→52、カラオケ45→32、遊園地・動物園38→35、読書38→42、ビデオ・DVD33→46となっている。これら以外にもテレビゲーム27→33、映画鑑賞27→38となっており、個の世界に入っているような気がする。 日本人の活力が低下していると見るべきなのか、落ち着いた大人の世界に入ってきたと見るべきなのか。 30年前からデータがあるようで、暇を見つけて国会図書館に出かけて資料をコピーしておこう。コーホート分析をしたら面白そうだ。私の趣味の世界も… PR |
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