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情報という言葉は、明治以降の翻訳後で、レポート=様子を知る、インテリジェンス=先を知る(読む)、インフォメーション=変化を知るの3つがあり、「様子を知る」には目安が、「変化を知る」には“だから”がいるということはすでに触れた。

では、「先を知る(よむ)」についてのポイントを考えて見たい。占い師が水晶玉を覗いて予言するような、何もないところから未来が分かるのではなく、手がかりが必要になる。「様子を知る」情報や「変化を知る」情報が、その手がかりとなるものである。したがって、レベルⅠやレベルⅡの情報がきちんと整備されていることが重要である。

元となるレベルⅠやレベルⅡの情報は断片情報であることがほとんどである。氷山の一角を見て、海面下の姿を想像するようなものである。断片情報から、全体を推測する“推論”の能力が必要とされるのである。

推論の力を磨くには、物事の因果関係を強く意識する態度が必要であると思う。世の中には原因のない結果はないのであって、常に元をたどるという思考を取ることによって、変化のメカニズムがつかめてくるのである。知識という言葉があてはまる。

知識が豊富ということは、変化のメカニズムのケースを沢山知っているということである。変化のメカニズムを組み合わせて、最適なものを選択する力が知恵というものだと思う。推論の力というのはまさに“知恵の力”ではないだろうか。

注意しなければならないのは、最初に結論あり気で、都合の良い情報を並べて結論を導こうという態度である。仮説にとらわれすぎると、都合の悪いデータは見過ごしたり、無視してしまうのである。仮説はあくまでも仮説だという柔軟性が必要なのだろう。

まだまだ考えがまとまりきっていないので、機会を見てもう少し考えを整理してみる。

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