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今朝は晴れたり曇ったりの天気であり、6時半の時点では太陽が姿を見せている。しかし、空の8割は雲に覆われており、ドンピシャのタイミングでは分が悪そうな気がする。

昨日は、新しい言葉を一つ覚えた。「割り返し」という言葉である。相撲用語で、「一度決めた取り組みの変更」という意味らしい。これまでも、優勝決定戦などがあった時に、本場所での対戦を「本割」ということは知っており、“割”という言葉は取り組みを指すということはなんとなく知っていた。

「割り返し」という言葉を聞いたのは、昨日の相撲協会の談話だった。昨日は3敗と4敗の6人の力士による優勝争いを楽しみに、テレビのスイッチを入れたのだが、いきなり期待がしぼんでしまった。琴欧州の休場で突然の不戦勝により、4敗の力士にはチャンスがなくなってしまったのだ。


3敗で残っていた2人の対戦相手はいずれも分が悪く、両者とも敗れると不戦勝の勝ち名乗りを受けた力士が優勝するという、全く味気ないものになりそうだった。優勝争いの結末を見ようと、当日券を求めた人は「カネを返せ」という心境になったろう。

当日の朝に、琴欧州が休場したためで、相撲協会の危機管理部長の八角親方の談話の中に、「前日に休場の申し入れがあったのなら、“割り返し”も考えられた」というコメントがあった。

このコメントの感想は二つある。不戦勝という制度があるにもかかわらず、これを無視して取り組みを作り直すというのは、サイコロを振って良いめが出ないからといってもう一度振り直すようなもので、ルールに則ったスポーツではなく、相撲は“興行”であるということを示したものだということ。

もう一つは、取り組みを作り直すといっても、その一番だけをいじくるわけにはいかず、連鎖的に変えなければならないので、大変な作業になりそうなのだが、徹夜をしてでもやり遂げるということだったのだろうか。これも客商売のスタンスである。

割り返しという言葉は、相撲がスポーツではなく、興行であるということを認めた言葉であると思う。

先ほど、雲間から金環蝕を垣間見る事が出来た。何かいいことがあるのだろうか。
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