社長のブログです
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野球用語(?)に、「らはち」という言葉がある。草野球では、チームで最もへたくそなメンバーがライトを守り、8番を打つことが多いことからつけられた名前だ。ヤンキースへ電撃移籍したイチローが、早速出場したのだが、この「らはち」での登場であった。イチローにとって、8番を打つのは生まれて初めての経験ではないだろうか。
日本時間の8時過ぎに記者会見し、3時間後の11時からの試合には、31番の背番号をつけて登場したのには驚かされた。たまたまシアトルでヤンキースとの3連戦が予定されており、一塁側から三塁側のベンチに移動しただけなのだが、早技にはびっくりした。よくユニフォームが間にあったものだと感心させられたりもした。 突然の発表にフアンは驚いたと思うが、私が一番気になったのはイチローが初めて打席に入った時に、観客がどのような反応を示すかだった。昨日の試合でもヤンキースの3番で登場したA.ロッドはマリナーズでキャリアをスタートさせ、イチローと入れ替わるようにレンジャースに移籍した選手だ。 その後ヤンキースへ移籍したのだが、昨日の試合でもそうだったがいまだに、打席に入るたびにシアトルのフアンからはブーイングの嵐を浴びている。裏切り者は許さないということなのだろう。電撃移籍が発表された直後の試合で、どんな反応を観客が示すのか興味津々だった。 驚いたのは、3回にイチローが最初の打席に入った時に、ブーイングではなくスタンディング・オベーションで迎えたことだった。裏切り者ではなく、心から送り出すという態度であった。イチローが総立ちの観衆にこたえて、帽子をとって一礼をした姿を見た時には、年齢を重ねるとともに緩くなってきた涙線を、抑える事が出来なくなってしまった。 前兆はあった。ライトスタンドに掲げられている、イチローのヒットをカウントする「イチメーター」はそのままあり、「ありがとう」の文字が添えられていたからだ。心暖まる拍手にこたえてクリーンヒットと盗塁のおまけまで付けたのは、流石の千両役者ぶりだった。 しかし、活躍もそこまでで、後の3打席は凡退で、特に3打席目の一塁を強襲した当りは内野安打にならず、衰えを改めて感じさせられもした。線香花火の散り際を楽しみたいのだが、オリンピック期間中どれくらい放映されるのだろうか。今日と明日は取りあえず放映されるようだが… PR |
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