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昨日は熊谷まで、ゲートボールの大会の観戦に訪れた。熊谷の駅に降りたのは初めてだった。甲府や前橋と並んで暑い日に、関東地方の最高気温でよく聞く名前だ。昨日もご多分に漏れず、猛烈な暑さだった。35度を超えていたと思う。

大会は、熊谷郊外のスポーツ公園の一角にある、熊谷ドームで行われた。埼玉国体の時に建設された施設で、体育館と天然芝グラウンドが併設されている。ゲートボールのコートが20面取れる大きなグラウンドであり、一斉に試合が行われている様は壮観なものだった。

ただし、ドームで日差しは遮られているものの、冷房がされているわけではなく、グラウンドは猛烈な暑さだった。サッカーの試合で、中東や東南アジアの国と試合をするときに、よく熱暑対策が言われるが、熊谷ドームも十分合宿候補地の資格があると思えるほでであった。

ゲートボールというと高齢者のスポーツと思われているようだが、昭和22年に初めて日本で考案された時は、子供のスポーツとして導入されたものである。それが、東京オリンピックを前に国民皆スポーツとして奨励され、スポーツに縁がなかった高齢者に普及が図られ、高齢者のスポーツとしてそれ以降定着してきた。

バブルの時期にピークを迎え、600万人の愛好者を抱えていたが、最近では減少を示し、競技人口は200万人程度になっているのではないかと見られている。その原因は高齢化が行きすぎ、最も競技者が多いのは70代半ばであり、新規参入者が少ないこととされている。

そこで、ジュニア層に絞った普及策が採られ始め、昨日の大会はジュニア(高校生と小中学生の2グループ)と世代交流(高齢者、中年、ジュニアで一つのチームを形成)の2つの全国大会が同時に開催された。

ゲートボールを真面目に見るのは初めてで、駆け引きが面白いスポーツである。他のスポーツにたとえると、カーリングに近い感じの競技である。状況の判断をしながらゲームを進めなくてはならず、高齢者にはチョッときついスポーツかもしれない。

子供にはチームワークや、先を読みながらゲームを進めるなど、心の成長に大きな役割を果たすものと思われる。学校教育の場や、放課後の課外授業あるいは学童保育のツールに利用するなど、様々な展開が考えられる。そのためには先生を巻き込む事が第一なのだろう。

昨日私が観戦した試合の一つは小学生中心のチームが、中学生主体のチームに圧勝していた。小さい子で2人上手い子がいたのだが、後でプログラムを見ると2にとも8歳の子であった。関係者に後で話を聞いたところ、このチームは高校生のチームにも勝ったことがあるそうである。子供の無限の可能性を感じさせられた。

しかし、熊谷は暑かった。帰りの新幹線に乗る前に、20分で生ビールを3杯も飲んでしまった。


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