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日曜から月曜にかけて久しぶりに大阪を訪れた。関西方面でこの数年仕事がなく、新幹線に乗るのも4年ぶりであった。日曜は故郷の枚方で法事があり、法事の後で生まれ育った界隈を少し散策した。

 

昔を思い出しながらあちこち歩いたが、子供の頃は随分広い道だと思っていたが、大人になって見渡すと随分狭く感じ、大人の目線との違いを感じさせられた。宿場町「枚方」を盛り上げるために、市が助成金を出して外壁を格子状のものにしたり、行灯を玄関先などに設置したりするなどの工夫がなされていた。しかし、乱開発が進んで昔の面影を残すものは大半が取り壊された後に、少しぐらい街並みを整備する活動をしても、空しさだけが残るだけである。

 

私が生まれ育った家の隣が、「本陣」のあったところである。その後に、北河内郡の郡役所がおかれ、市になってからは教育委員会や図書館として利用されていた。子供の頃の絶好の遊び場であり、建物の前庭で三角ベースをしたり、建物の屋根によじ登り鬼ごっこをした場所であった。30年ほど前に取り壊されており、今は誰も遊ぶ人のいない公園になっている。整備されていないときのほうが、心地よさがあったような気がする。

 

親戚の家に立ち寄った時に、枚方と交野(かたの)の今と昔の姿を対比した写真集を見せられた。2年前に発行された1万円以上する高価な写真集である。懐かしい風景や風物が一杯掲載されており、酒の肴にしながらパラパラとページをめくっていたら、なんと50数年前の自分自身が登場していたのには驚いた。

 

枚方の酒屋がキャンペーンをしていたときのもので、父親に連れられて記念写真に納まっていた。酒屋のおじさんばかり20人くらいいる中に、幼児が一人居る不思議な光景である。私の父が最も若いくらいであり、ほとんどは既に故人となっている。なぜ自分がそこに居たのか、今となっては知るすべもなかった。

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