社長のブログです
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 パオロ・マッツァリーノという謎のイタリア人と称する人がいる(多分ペンネームであろう)。インターネットサーフィンをしていたときに偶然出くわした人物である。HP上で「反社会学講座」というユニークな分析を展開しており、社会学についての新しい見方を提供している。ニートや格差の問題を取り上げていたため、プリントアウトして家族中でまわし読みしたことがある。 その彼が筑摩書房新書で「つっこみ力」という本を最近出した。タイトルの面白さにも魅かれて、買い求めてしまった。「つっこみ力」とは本書によるとメディア・リテラシーのことを指しているようである。以前から、リテラシーという言葉に興味があったが、日本語で表現するとどういう言葉がぴったりくるか思いつかなかったのだが、「つっこみ力」という言葉もその候補の一つにあげられよう。 本書で面白いと感じたのは、引用の多さである。巻末の参考資料の一覧を見ると、数え間違いがなければ137の資料を基にしていることになる。新書を1冊ものにするのに、130もの資料を活用しているとは驚きである。参考資料が多いのは、“参考” になる。 例えば、つっこみという言葉を何時から使われるようになったかということを、「日本国語大事典」という小学館発行のもので調べている。NHKの午後の報道番組で「気になる言葉」というコーナーがある。このコーナーでは、毎回日本語の言葉を取り上げて、正しい言葉の意味や使い方について解説をしておりためになることが多い。 この番組でよく言葉が始めて文献に登場するのは、ということで解説をされることがある。どうして調べているのだろうという疑問を持っていたが、「日本国語大辞典」が原本であることがようやくわかった。引用先の知識もインテリジェンスの一つである。多いに参考にしたい。 ちなみに「日本国語大辞典」を手に入れようと思い、HPで検索してみると全13巻の辞典であり、費用とスペースを考えてあきらめたが、すぐそばの図書館にあることを確認し、図書館を利用することにした。 PR |
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