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暑さの副産物として“日照り”が発生する。梅雨明けが早かった分、今年の夏は深刻度が高いように思う。コメの消費量が減少している今日ではあまり飢饉ということに関心はないようだが、農業国だった時代には大きな社会問題になっていた。

飢饉の原因は、東と西では異なり、東日本では山背と呼ばれる北東風が吹くことによる冷害、西日本では干ばつによる飢饉である。両方が一度に来ることはないので、全国的に見ればバランスは取れていたのかもしれないが、地域にとっては深刻な問題だったのだろう。

「赤穂の塩」というのはブランド化しているが、江戸時代に産業化されたもので、瀬戸内の雨の少なさを活かしたものであり、四国には弘法大師が作ったとされるため池が多くあるが、これも雨が少ないことの証明でもある。

東北の冷害は20年ほど前に大きなものがあったが、それ以来耳にすることはない。一方、西日本の水不足というのは数年ごとにニュースで報じられているように思う。先日沖縄を訪れた時、屋根上にジュラルミンのタンクを置いている家の姿が目に付いた。

10年前にはあまり目立たなかったのが、急速に増えたようである。話を聞くと、数年前に大きな断水があり、それへの対策として設置されるようになったということだった。地球の温暖化が徐々に進行しているということなのだろう。

関東地方も、水不足が一向に解消される気配はない。断水などの目に見える影響がないためあまり大きなニュースにはなっていないようだ。不思議に思うのは、水がめである北関東では毎日のように雷雨に見舞われているのに、ダムの水位を上げるようにはなっていないことである。

良く考えてみると、夕立というのは局所的に降ることが多く、千葉県全域に夕立が降ったことなどは聞いたこともない。夕立がいくら降ったとしても、降水量トータルとしては大したことがないようである。水不足解消のためには、不謹慎ではあるが台風を待つしかないのだろうか。

3階建ての3階で、天井からの熱と西日で午後には耐えられない日々を過ごしている。水不足解消の決め手にはならないのだが、夕立による打ち水効果に期待したい(特に天井を覚ましてほしい)。しかし、都内には降っても、江戸川を挟んだ行徳には一滴も降らないので、天井からの熱気は一向に収まらない。雨乞いをしなければ。



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