社長のブログです
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亀井大臣は、郵政問題だけでなく、金融担当ということで張り切っておられるようで、中小企業によるモラトリアム問題が波紋をよんでいる。
たしかに、苦しい時に借金の返済を猶予されるのはありがたいのだが、これによって銀行の更なる貸し渋りを招く恐れがあり、何とか頑張っている正常な企業への悪影響が懸念される。 これにより淘汰されるべき企業・事業が存続することになり、問題先送りに過ぎないと思う。 銀行の対応にも問題があると思う。話は変わるが、先日中国に出かける時に10万円を元に両替した。物価を考えるとその半分でよいのだが、海外での万一に備えて多い目に両替をしたのだ。 為替レートは1元13円ちょっとだから7000元程度になるかと思っていたのだが、両替で受け取ったのは6400元だった。150円を超えるレートである。そんなものかと余り気にしなかった。 帰国後成田で円に交換した。3500元残っていたので、5万円を少し超えるくらいかと予想していたが、実際に手元に戻ってきたのは4万円ほどであった。1元11円ちょっとの計算になりその場で事務員に問合せをした。 説明によると、元に変えるときに為替レートに2円の手数料を乗せ、円に交換するときは2円を引いたレートになるという。差し引きで4円の手数料ということになる。 仮に現地で現金を一切使わずに持ち帰って両替すると3万円損をする勘定になる。随分とべらぼうな交換手数料だと思う。ドルだと上下で5円程度の手数料でありそれほど気にならないが、2割の手数料は取りすぎではないだろうか。 困ったことがある。出張精算の時の為替レートをいくらにするかである。13円の本来のレートにすると、損失がでる。交換レートの15円でも実は損害が出ているのである。2900元を現地で使用したのだが、10万円の日本円が戻ってきた時は4万1千円であり、円換算では5万9千円近くを遣ったことになり、実質的には1元20円だったことになる。 とても20円のレートでは認められないから、出張精算でも損をすることになる。交換で損、精算で損である。それもこれも銀行の法外な手数料のせいだと思う。儲けすぎは闇商売を生み出す素にもなる。亀井大臣これも何とかしてくれ。 PR |
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