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今年の夏は、堂場駿一の「刑事・鳴沢了」シリーズを読破し、今月は上田秀人の「奥祐筆秘帳」シリーズを読み終えた。作者は現役の歯科医だそうで、2足のわらじをはきながらの作家生活であるが、結構なペースで出版しており、たいしたものだと思う。

今、文庫本の世界では時代小説が大きなコーナーを占めるようになっている。

子供の頃(といっても中高生の頃だが)から時代小説が好きで、山岡宗八の「徳川家康」や吉川英治の「宮本武蔵」、司馬遼太郎の「竜馬が行く」など大作を片っ端から読んだ一方で、軽いタッチの時代小説も好きであった。

思い出すだけで、野村胡堂の「銭形平次」や佐々木美津雄の「むっつり右門」などの捕物帳シリーズや、「柳生武芸帳」「眠り狂四朗」山田風太郎の「甲賀忍法帖」などちょっぴりHなシーンが登場するものまで乱読していた。

社会人になってからは、池波正太郎の鬼平や梅安を読む程度で、時代小説からは距離を置いていたのだが、昨年佐伯泰英の「磐音」シリーズに出会ってからまた読み始めるようになった。

磐音はNHKのテレビ番組で見たのがきっかけで、のめりこんでしまった。ただし、同時進行で読み始めた「密命」シリーズは途中でいやになり(5冊目で飽きた)、「古着屋シリーズ」も1冊で断念した。同じ作者の者でも、主人公に共鳴できるかどうかで随分違いがあるものだと思う。

こして私の小説への接し方をみると、シリーズ物や特定の作家への傾斜が目に付く。シリーズ物は翻訳小説でも同じで、マルティン・ペックシリーズや、87分署シリーズを若い頃に親しんだし、少し前には検視官シリーズなどに夢中になった。

シリーズ物には安心感があるのだろう。磐音シリーズは多分将軍お世継ぎの家基が暗殺されるところでシリーズが終わると思うので、結末が楽しみだ。

まだしばらく出張が予定されているので、次は何のシリーズにしようか。上田秀人の他のシリーズを1冊読んでみようかと考えているのだが…
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