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自民党総裁選の全国遊説が今日から始まった。野党になったために、メディアの扱いは小さい。顔ぶれを見ると地味な印象は否めず、初めて聞いたような名前も登場している。

3人の候補者に共通しているのは与党となった民主党との差別化を強調している点である。シェア2位で、トップシェアを奪おうとするチャレンジャーにとって当然の戦略である。中身についても、小さな政府を志向する点では3人とも共通しており、今後の2大政党時代においては、「大きな政府」か「小さな政府」かの選択を問うものになりそうな気配である。

アメリカの民主党VS共和党、イギリスの労働党VS保守党の対立の構図と同じスタイルである。リベラルVS保守は経済学的にはケインズVS古典派の関係と見ることができ、1800年代から振り子のように右に行ったり、左に行ったりを繰り返している。

日本ではこれまで自民党の中で、リベラルと保守の間を行ったり来たりを繰り返していたのだが、国民の意思ではなく、自民党の政治家の判断に任されていた。しかし、これからは選挙において国民の意思としてどちらを選択するかということになり、民主主義として好ましい状況になると思う。

2大政党の本家であるイギリスにしろアメリカにしろ現在は「大きな政府」の方に分がある。しかし、オバマは保険制度で苦戦を強いられており、「小さな政府」のパワーも無視できない。

日本の新政権にとって高速道路の無料化が、オバマの健康保険制度の導入と同じような躓きの素になるような気がする。

というのも、鉄道や航空機だけでなく、フェリーやバスなど公共交通機関に大きなダメージを与え、交通弱者にとってますます不利益が起きることが予想されるためである。交通量の増大による環境問題以上に、社会問題化するのではないだろうか。
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