社長のブログです
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3泊4日のあわただしい中国への出張であったが、私にとって香港・台湾への旅行はあるものの、中国本土は初めてだったので、書きたいことが一杯ある。今週のこのブログは中国の印象記とするつもりだ。
長春と大連という中国東北部の街に触れただけだが、中国の活力に圧倒され、これからは中国にお世話にならなければならないことを実感した。 大連は昔の旅順、長春は満州国の首都の新京である。大連では国内線への乗り継ぎで行き帰りに空港で4時間ずつ滞在しただけだが、空港の滑走路の向こうに、グレードの高そうなマンションが立ち並んでいる。 アメリカのオーランドでゴルフをしたときに、コースに沿って別荘が立ち並んでいるのに驚いたことがある。私のようなスライサーは、度々軒先を訪問することになり申し訳ない思いをしたのだが、その時と同じような光景である。離着陸の騒音が煩わしいはずなのに、わざわざ居を構えるとはどういう考えかわからない。 とにかく、新築でグレードの高そうな家が多いという印象で、長春の街でも同じような印象を受けた。 長春は自動車工場があり、中国のデトロイト・三河のような地域であるらしいが、とにかく自動車の数が多い。片側4車線の広い道をひっきりなしに車が行き交っていた。 にもかかわらず、信号が極端に少ないのである。宿泊した長白山ホテルの前はロータリーになっており、そこから放射状に道路がつながっている。ホテルから10分ほどのところにデパートがあるのだが、信号のない道路を横断しなければならない。片側4車線の道路であるから、覚悟が必要とされる。 あちこちでクラクションの音が響いているが、ほとんどは横断中の歩行者に向けての警告である。自動車中心社会が、長春のような田舎(?)街でも到来しているのである。 特徴は車齢が若いことである。アメリカではよくこんな車で道路を走るなというような光景を目にするが、長春にはポンコツがなくピカピカの車が多いのである。2000年以降に車社会が到来し、この2~3年で急速に増えたのではないだろうか。 不思議なのは、荷物を運搬する車の割合が少ないことだ。東京だと乗用車の比率は5割くらいだと思うのだが、長春の街中ではタクシーも含めると乗用車の比率は8割を超えている印象だ。 自動車やテレビなど耐久消費財の普及は進んでも、生活の質を向上させる細々した物はこれからということだろう。日曜日の午後に訪れたデパートの中や通り道の賑わいは、昭和30年代の大阪を髣髴とさせるもので、高度経済成長前期ということなのだろう。 おそらく中国の経済成長は後5年は続くと思う。日本はますます中国経済への依存を深め、「お世話になる」ということを実感した。 中国国内の温度表示は摂氏であり、先日私がネットで見たのは中国が英米向けに出しているものを翻訳したためなのだろう。 今朝からひどい下痢に悩まされ、この文章を書くのが途切れ途切れになり随分時間がかかってしまった。向こうでは体調は何ともなかったのに、昨晩食べた寿司がわるかったのだろうか。 PR |
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