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今朝は今年一番の寒さだと言うのだが、寝床から抜け出すとそれほどでもない。理由は、暖房を点けっぱなしで寝てしまったからだ。こういう生活は改めなければならない。

昨夜、某新聞社の世論調査の電話がかかってきた。以前選挙の投票の際に、NHKの出口調査のアンケートを受けたことがあり、調査対象になったのは2度目のことだ。もちろん拒否はしないで調査を受けることにした。

自分で電話調査の調査票は何度も作成したことがある。自分で作成した調査票の出来具合をチェックするために、自分でプリテストを行ったことも何度かある。受ける側に立って実感したことは、テンポが重要だということである。

電話調査が多用されるようになったのは、精度、コスト、スピードなどが主な理由である。

昔は調査員が自宅を訪問して調査するという、「訪問面接調査」が主流であったが、在宅率の低さのために、サンプルが偏りすぎて世論調査の手法としては適さなくなったこと。

1件あたりの調査コストが安いこと(電話料金が随分安くなったこともある)、時間がかからないこと(回答をそのままインプットすれば即座に集計できる)である。

これを支えているのが、テンポの良さというか、リズム感というか流れるような質問の設定の仕方である。質問を眼で見る事が出来ないのだから、聞き返すような言葉の使い方、話し方では調査が上手く行かない。

ましてや、休日の夜にやる調査(在宅率がもっとも高い時間帯)なのだから、手間取らせるような調査になると、途中で調査拒否が発生してしまうことになる。昨日の電話調査はリズム感がよい調査だと言うことを実感した。

月曜か火曜に発表があるのだが、どんな結果になっているのだろうか。昨日は寒かったので7時前から鍋を突っつき始め、電話がかかってきた8時過ぎにはほどよく酔っ払っていたので、集計から外されてしまったかもしれないが…
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