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水産庁が、クロマグロの未成熟魚の漁獲量を半減するという方針を決めた。クロマグロは親魚になるまで4~5年かかるとされ、親になる前に獲ってしまうため資源の減少につながるということのためだ。

クロマグロの幼魚は、関東ではメジ、関西ではヨコワと呼ばれている。子どもの頃、なじみの魚屋が毎朝御用聞きに家を訪れ、「今日の刺身はヨコワと○○が」という言葉をよく耳にし、魚屋の事を「ヨコワのおっちゃん」と呼んでいた記憶がある。

釣りを始めてから、なぜヨコワと呼ばれるのかよくわかった。釣りものの中で私が好きなのは、イカ、イサキ、イナダの3種類でなぜかイで始まる名前の魚ばかりだ。そのイナダ(関西ではハマチ)釣りの外道にメジが釣れるのである。

釣れるのは2キロほどの大きさだが、お腹の縞模様が鮮やかである。子どもの頃は刺身しか見なかったのでわからなかったが、縞模様が横に走っているから「ヨコワ」と呼ぶようになったということがわかった。

水産庁の規制では、30キロ未満を対象とするそうである。イナダは出世魚で、関東では1キロを超えるとイナダ、3キロを超えるとワラサ(2キロ台のものを房総の漁師はサンパクと呼ぶ)、7キロを超えるとようやくブリになる。しかし、30キロというとブリの4倍のサイズであり、ヨコワではなくクロマグロと呼びたくなる。

カニのように網で獲るものは、網目の大きさで調整できるのだが、釣針を延々と流す延縄漁でどのようにしてサイズを選り分けるのか知りたいものだ。猟期や海域を限定することになるのだと思うが。

私はウナギは好物なのだが、昨年から資源が回復するまで禁食にしている。しかしヨコワは子どもの頃食べたきりで、大人になってから買って食べたことはないので、禁食による協力は出来そうもない。寿司屋でトロを注文することをやめるしかないのだろうか。
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