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予想通り、内閣不信任案が昨日提出された。与党内から元代表と前代表が不信任案に賛成の意向を示し、どちらに転ぶのかはわからない情勢だ。しかし、不信任案が否決されようが可決されようが、ますます政治のリーダーシップが損なわれることは間違いなくわかる。

失われた10年の分析をしていてわかった事は、世の中の変化に対して政治の世界でのパラダイム・シフトが出来なかったことが最大の要因であることだ。その後も政治の遅滞が失われた20年になり、さらに今の状況では失われた30年に向かってまっしぐらに進んでいるようである。

昨日の党首討論で谷垣総裁は「あなたさえ辞めれば、党派を超えて新しい日本のために団結して行く道がいくらでもできる」と述べている。ようするに「あんたは嫌い」ということか。野党のトップだけでなく、身うちの元代表やその側近たちも、発言を聴いていると首相のことがたまらなく嫌いだということだ。

よくもここまで嫌われたものだが、子どものいじめに照らし合わせてみると、全く同じように私には見えてくる。“いじめ”が大人の世界で起こるともっと陰湿になる。マニフェストの撤回を求めて予算関連法案に反対している人々が、マニフェスト教条主義の元代表と組んで新たな政治の枠組みを作るというのは、復興利権という獲物を分け合うためだけしか考えられない。

政治家は教育のことを語るのが大好きな人種だが、このような人たちに教育を語る資格があるのだろうか疑問だ。

元代表は不信任案採決後の事について聞かれ、「選挙と同じで開票前に、開票後の事は語らない」という無責任な返答しかしていない。引きずりおろすしか考えていないのである。

こんな大義なき不信任案に、新聞各紙の社説を見比べると、日経・朝日・毎日は反対を表明しているのに対して、読売と産経は後押しをする論調である。国民はいい加減にしてくれという雰囲気なのに、空気を読めない人は世の中に大勢いるということか。
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