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天気予報が見事に的中し、昨日の未明から今朝の未明まで24時間降り続き、これまで見たことのない大雪となった。雪が24時間降り続いたのは、東京に出てきて43年になるが初めての事だ。

ベランダには30㎝の積雪があり、エアコンの室外機の上には風で運ばれたものも加わり、45センチはありそうだ。道路の雪も今日一日で溶けてなくなるとは思えず、動き回るとロクなことがないので、もう一日“自宅待機”を続けなければならない。

自宅待機の友として、幸い昨日から五輪が始まったのだが、多くの競技は夜がメインとなり、時差5時間あるため、多くの競技は日付が変わる頃になるので友にはなりにくい。テレビ欄を見ると、ホッケーが夕方4時過ぎからあるようだが、その他は昨夜の録画放映が中心だ。

昨日の夕方は、数少ない日中の競技である新種目のスノーボードスロープスタイルを観戦した。Xゲーム系の競技は夜間に行われることが多いのだが、スロープスタイルを日中に行われた理由がよくわかった。

スロープスタイルはジャンプが見ものだが、青空を背景にジャンプする姿がとても美しく、競技を楽しむことができた。スポーツ観戦は、現場で空気を感じながら楽しむのが本道だと思うのだが、テレビカメラのアングルもよく、テレビでも楽しめる競技だと思う。冬季大会の種目はXゲームから派生したものが多いが、テレビ映りの良さというのがその大きな要因であるようだ。

もう一つ感じるのは、ハーフパイプもそうだが、試技を2回行い、いい方の得点を採用するという競技スタイルも特徴的である。良い方を採択するというのは、一度のミスは咎めることはなく、選手にチャレンジを促す極めてアメリカ的なルールなのだと思う。ミスを咎める日本では絶対に発生しない競技だろう。

惜しむらくは、審判の採点が「減点法」になっていることである。100点満点からミスを減点していく採点方法になっているが、最近の「採点競技」の潮流は「加点法」になっている。

体操やフィギュアスケートは、減点法から加点法に替わったことによって、競技がかなり進歩したように見受けられる。青天井の採点方法により、得点の世界最高や自己記録の更新という言葉を耳にするようになった。チャレンジしなければ、得点を伸ばせないことにより、技術の向上が図られたのではないだろうか。

スロープスタイルは歴史の新しい競技であり、独創性のある技が次々開発されているため、加点基準を作りにくいということもあるのだろうが、せっかく一度のミスを咎めないという「寛容な競技」になっているのに、採点が減点法というのは少し矛盾を感じてしまう。もう少し競技が成熟すれば、加点法への動きが出てくるのではないだろうか。

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