社長のブログです
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寒さに体が慣れてきたのか、昨日は少し気温が上がっただけで随分暖かく感じる事が出来た。風が吹かなかったこともあるのだろう。寒さに震えていた数日前までは、陽の光も弱々しく感じたのだが、気のせいか陽射しに力強さが出てきたような気もする。
好天続きで、今年に入ってから東京都内から富士山が見えなかったのは一日だけということらしい。冬場は空気が乾燥して遠望が利くということなのだが、都内の中学校で50年近く毎朝観測している所があり、昨年は年間116日富士を見る事が出来、これまでの最高だったそうである。 遠望を妨げる、大気中の不順物質の量が年々減少を続けている結果と言われている。観測の始まった50年前は、高度成長に差し掛かる時期であり、公害問題が大きく取り上げられている頃だった。今では大気汚染や公害という文字を、ニュースで見かけることはほとんどなくなってしまった。 30年ほど前は、車の台数は今よりもはるかに少なかったにもかかわらず、渋滞もひどいものだったように思う。道路整備が進んだことが大きな要因だろう。 環境の変化は、河川にも表れている。春先になると、近くを流れる旧江戸川の川岸や、橋の上が釣り人で大賑わいになる。海から遡上してくるアユの稚魚を釣っているのである。 10センチにも満たない稚魚を釣らなくてもよさそうに思うが、釣り人に言わせると「空揚げが旨い」のだそうである。公害問題が大きかった一昔前はそんなに釣れなかったが、だんだん釣れるようになり、にわか釣り人を誘っているらしい。 自然環境が良くなっている事をこれまであまり意識をしていなかったが、じっくり想い起すと3~40年前と比較すると大分変っていることに気付かされる。変化というのは、長い目で見なければいけないということだと思う。 冒頭に取り上げた中学校の観測データは、50年近く毎日欠かさず続けたところに、データとしての重みがある。「長い目で見る」というのは、続けるということがベースにあるのだろう。 PR |
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