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6時の気温が8度である。昨日の最高気温が9度だったから、夜中にむしろ気温があがったかもしれない。天気予報では日中は15度を超えるそうなのだが、夜には今年一番の寒気がやってくるという。

定額給付金で一時ほっとしても、消費税の増税がちらついているのと同じような景色だ。今夜は通夜に出かける予定なのだが、気温の揺さぶりに気を使わなければならない。

全国体力テストについて様々な論議が出されている。これまではサンプルを抽出して実施しており、これで大まかな傾向は把握できるので、全数調査はムダであるという意見、今回はじめて都道府県別データが公表されたが、学力テストと同様に学校単位や市町村単位での開示も必要という意見などである。

まず考えなければならないのは、今回の都道府県別データの公表でわかったことは、学力調査との相関が極めて高いということである。学力の高いところは体力にも優れており、学力の低いところは体力も劣っているということである。

学力はどちらかというと相対的なものであるが、記録を測定できる体力は絶対的なものである。50Mを何秒で走れたかを測定することにより、個人としての能力がわかる。体力はトレーニングすることにより向上する。

習熟曲線の特性から考えても、子供にはより顕著だろう。努力すればその効果があることを実感できると思う。たとえ他の子よりも悪い記録であったとしても、自分自身の記録が伸びるのは楽しいことである。数年前に「ためして合点」で紹介された、ダイエット成功の秘訣は毎日記録をとることと同じ理屈だ。

私の想像だが、体力テストの結果が高い都道府県では、学校が独自に体力テストを毎年やっている割合が多いと思う。これが勉強という学力のトレーニングにも少なからず影響を与えているのではないだろうか。体力と学力は相関するのではなく、因果関係にあると思う。

「大まかな傾向を把握すにはサンプル調査でよい」という意見には反対である。むしろ全学年で実施し、平均や最高がベンチマークできるようにするべきだと思う。大まかな傾向を把握したいのは行政の立場だが、子供の立場からは「詳細」を知りたいのではないだろうか。

学力も体力も低かった橋下知事の嘆きもわかるのだが、学校別のデータを開示したとしても、文武両道に即座に結びつくとは思わない。個人の記録をとり、自己記録の更新を目指すというソフトが必要ではないだろうか。

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