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昨日の夕方から少し気温が下がり、今朝は曇り気味だが凌ぎやすい陽気である。気温は25度あるのだが、湿度が低いためであろう。こんな調子で夏がすごせればよいのだが、そうもいくまい。

昨日のニュースのトップは、全国の漁業者の一斉休漁である。職漁船ばかりか遊漁船も歩調を合わせており、漁港はどこも閑散としている。これで少なくとも漁業者が苦境に立たされていることへのアピールはできたものと思われる。

問題はここからである。価格転嫁できれば一番よいのだが、消費者の好みの関係もあってそう簡単には行かない。例えば、昨夜のNHKのニュースでは、茨城県の那珂湊漁港を取り上げていた。

那珂湊のある常磐沖は黒潮と親潮をぶつかり合う好漁場であり、那珂湊は全国のトップ10に入る漁港である。ヒラメは那珂湊の代表的な魚種の一つであるが、1Kあたりの浜値は1500円で、数年前の半額にまで落ち込んでいるという。

ヒラメは高級魚の一つとされていたが、消費者の人気という点では、高級魚の看板を下ろさざるを得ないところまで落ち込んでいるようだ。人気が落ちているところに、価格転嫁ができるはずもなく、ヒラメ漁を生業にしている漁業者は魚種の転換をするしかないと思う。

政府の助成策だが、価格補填的な助成は市場の人気を無視するもので、採るべきではない。せいぜい燃料費の税の減免くらいではないだろうか。

このブログに検索エンジンを経由して辿り着く人が月に15~20件程度ある。3ヶ月では50件程度になるのだが、この3ヶ月で17件と圧倒的に多いのは、「日本の面積は世界で何番目」(08年3月2日)というものである。これは日本の国土面積は60数番目に過ぎないのだが、領海面積でみると世界で6番目にランクされることを紹介したものである。

日本は海洋大国であり、漁業の健全な発展が領土の保全のためにも必要であり、食糧自給の観点からも消費者への魚・漁業についての啓蒙活動が必要ではないだろうか。
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