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競走馬のセレクト・セールという競り市が昨日までの3日間開催されていた。競走馬の競り市は数多く開催されているが、国内のセリではせいぜい2~3千万円の馬が1~2頭出ればよい方である。ところが、この「セレクト・セール」と銘うたれたものは、1億円を超える値段が付く馬がゾロゾロ誕生し、その名の通り選りすぐりの血統馬が集まる市場である。

このセールは10年前にはじまったのだが、当時はJRAの売上が4兆円に達しピークを迎えていた。サンデーサイレンスの子供が多数セリに出されたこともあって、スポーツマスコミの注目を集め、1億円を超える馬が7頭、5~9千万円の馬が14頭誕生し賑わいを見せた。

しかも、1億円を超える馬7頭のうち、5頭がデビュー後に1億円を超える賞金を獲得し、次のカテゴリーの5千万円以上の14頭のうち6頭が1億円を獲得するなど華々しいスタートになったのである。

高額取引をされる馬の大半がサンデーサイレンスの子供であり、サンデー亡き後のセリがどうなるか危惧されたが、6億円の値段が付く牝馬が出るなど、セールは高いレベルで推移してきており、今年はディープインパクトの初年度産駒が登場することもあり、マスコミ的には盛り上がっていた。

セリの模様はインターネットでライブ中継されており、結果もネット上ですぐに見ることができる。どうやら、今年の結果はマスコミ的には期待はずれだったようで、1億円を超える高額取引馬が少なく、記事の組み立てに苦労をしているようである。

セールのHPには、過去の取引馬のデータベースがあり、様々なデータを検索することができる。その中に、毎年のセール取引馬の獲得賞金上位20がある。

これをみると、初年度は1億3千万円で取引された馬が5億2千万円を稼いでトップになったのだが、2年目はわずか(といえるのかどうかだが)850万円の馬が6億1千万円を稼いでトップになっている(この馬のオーナーは競馬ゲームのソフトを開発して億万長者になった人物で流石と思わせる)。

3年目以降の獲得賞金のトップの馬の取引額は順に、90百万、78百万、70百万、16百万、71百万となっている。毎年10頭前後の1億を超える馬が誕生しているのだが、獲得賞金で1位になった馬は1頭もいないのである。

それどころか、1億円を超える馬でベスト20にランクされる馬(生涯獲得賞金でほぼ1億円になる)は2年目以降順に、3,4,1,1,2,1で活躍馬はほとんど誕生していないことになる。

毎年のトップにランクされるもののうち、7~9千万で取引された馬が4頭もいる。この値段が付くのだからかなりの良血ではあるのだが、誰もが手を出そうとしない馬ということができる(皆が手を上げると熱くなって一気に1億円を超えることになってしまう)。

オーナー連中もこのことを理解し始め、今年のセールを低調(マスコミ的には)なものにしたのではないだろうか。

購入者の名前を見ていると、大魔神佐々木の名前を見ることができる。3千万円台と1千万円台の手ごろな馬を購入している。来年と再来年にどのような活躍をするのか見ものだ。

6時半頃からHPの検索をはじめて、3時間近くかかってしまった。データを見つけると面白くて止められないいつもの癖が出たようで、バカなことをしてしまったと反省している。仕事に励もう。

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