社長のブログです
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このところ“正義”にまつわることで、大きく報道されている事件が二つある。携帯によるカンニング問題と、専業主婦の年金救済策の問題である。
そのうちメディアの報道ぶりに少し違和感があるのは、携帯でのカンニング問題だ。今日こそ一面記事にはならなかったが、事件発覚以降連日トップ記事に取り上げられており、テレビのニュースでも警察前でリポーターが報じるなど、“大事件”扱いである。 確かに携帯を使った新たな手口であり、社会性もあるので三面記事にはふさわしいと思うのだが、連日一面を飾り、社説で取り上げるような出来事には思えない。 カンニングという“ズル”を非難する気持ちはわからないでもないが、専業主婦の年金救済策の不公平さを糾弾するのとは次元が違うような気がする。 社会に出てからは、情報収集力(情報の真贋を見極める眼も含む)が大きな武器になり、むしろネットを駆使する能力は歓迎されるものなのに、という複雑な感じがする。 一方、年金救済策は、未納分を2年間収めるだけで救済されるところに、不公平さがある。法律では2年以上遡れないようになっているためだが、期間を区切らなければならない理由が私にはよくわからない。 未納分を全部支払えば満額支給し、それ以下については納付期間に応じた金額を支給すればよいだけで、それを2年分納めるだけで救済するところに問題があり、制度が糾弾されるのは当然だろう。 いずれにしても最近は“正義”についてメディアに取り上げられることが多いのだが、マイケル・サンデル教授の「白熱教室」の影響なのだろうか、それとも最近の世相が“正義”の問題を重要視されるようになったからだろうか。 サンデル教授の「これからの正義の話をしよう」(早川書房)を読みながら考えている所だ。 PR |
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