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このところの寒さのせいで、3日間ビールを飲んでいない。焼酎のロックも口にする気がせず、日本酒とホットウイスキーオンリーになっている。コストパフォーマンスとしては焼酎が一番良いのだが、今日は少し暖かいようなので、焼酎の出番になるだろうか。

ところで、この2日間肺がん治療薬「イレッサ」がニュースとして取り上げられている。一昨日は副作用で死亡した患者の遺族が起こした訴訟で、裁判所は国・製薬会社の責任を認めたうえで和解勧告をしたもの、昨日はそのイレッサの初期の段階で効果測定をし、効かない患者の副作用の危険を避けるための手法が開発されたというものである。

抗がん剤はDNA解析によって大きく進歩したが、がん細胞にだけ効くのではなく、正常な細胞を痛める副作用は避けられない。ある程度副作用を覚悟して治療に臨むのだが、特に今回のイレッサは肺炎を生じさせ、死亡する患者が続出したことで訴訟に至ったようである。

抗がん剤はすべての人に効果があるわけではなく、体質によって効かない人も生じるものである。効かない人に投薬を続け副作用だけが生じるという不幸な結果になってしまったのであろう。

その意味で、効果測定をしながら治療を行うという二つ目のニュースは、大きな意味があると思う。問題は、国と製薬会社の責任を裁判所が認めたことにあると思う。

新聞の記事を読んでいると、「副作用の少ない新しいタイプとして、日本が世界に先駆けて承認したが…」と記されている。意外な感じがしたのは世界に先駆けて承認という言葉である。

これまでしばしば、「ドラッグ・ラグ」という言葉を耳にしてきた。欧米に比べて日本では承認に時間がかかり、使いたい薬が使えなかったり、新薬開発に大きなハンディがあるとされてきた。

そのような事情がある中で、世界に先駆けた承認が行われたというのはどういうことなのだろうか。解説をしてほしいものだ。

今日の芸術生活カレンダーの標語は、「ふと思ったことを大切に」とある。

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