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鶴竜が優勝し、これで来場所で横綱昇進ということになりそうだ。昨年の九州場所まで勝ち越しがやっとで、“日陰の大関”だったのが突然変異のように強くなった。日馬富士も同じようにしばらく低迷していたのが、連覇を飾って横綱にまで上り詰めてしまった。モンゴルには、ある日突然というDNAがあるのだろうか。

鶴竜の突然変異には、身体が大きくなった事があると思う。ふだんはあまり鶴竜の取り組みは真剣に見ていなかったが、今場所は少し注目することにした。これまでは、相撲の上手さでしのいでいたような印象しかなかったが、今場所は力強さが目立った。よく見ると腕や肩の筋肉が盛り上がり、パワーアップしたことが躍進の秘密のように感じる。

「男子三日あわざれば刮目してみよ」ということわざがピッタリなのだが、優勝には運があったように思う。白鵬が右手を怪我をしてしまった事、稀勢の里が先場所の右親指の怪我がまだ治らず踏ん張れなかった事、日馬富士も休場明けでスタミナ切れがあった事などでの優勝である。運も実力の内ということなのだが。

今場所残念だったのは、先場所6年ぶりに幕内に復帰した里山が、幕尻で大きく負け越して十両に陥落した事だ。小兵力士で、技の切れで魅了していたが、取り口を覚えられるとパワー勝負にはついていけなくなったということなのだろう。

1年前は相撲の顧客満足度調査である「敢闘力士」の常連であった隆の山も、今場所は幕下まで落ちてしまったし、小兵力士の限界を感じてしまう。

昨夜のNHKスペシャルは、里山ならぬ「里海」がテーマで面白かった。初めて聞いた言葉なのだが、カキの養殖筏が瀬戸内海の浄化に一役買っているという話で、富栄養化による水質汚染をカキが退治してくれるとのこと。漁師たちの資源回復を狙った天藻の種まきとセットになっての成果で、30年にもわたる地道な活動は、成熟化社会のあるべき方向を示すようなものに見えてならなかった。

水質汚染に悩む世界各国に注目されているようで、「SATOUMI」という言葉が国際的に通用する言葉になっているようだ。そのうち里海という力士が誕生するのではないか。





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