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高校野球の楽しみの一つは、逸材を見つけることにあると思っている。野球選手だけでなく、選抜高校野球の開会式では、主催者の毎日音楽コンクールの声楽部門で優勝した高校生の君が代の独唱もおまけとしてある。

女性の方が多いように思うが、今年は男性のテノールであった。逸材といえば、私の中では2年前のソプラノの高野由梨絵さんが断然で、後何年かしたらオペラの舞台に登場するだろうから、今から楽しみだ。

本題の野球選手の中にも、昨日は原石を見つけたような気がしている。2本のホームランを打った智弁の岡本は、前評判も高かったので原石とは言えまい(2本目のホームランを見たが素晴らしいあたりで、ワクワクしながら打席を見られるスターの匂いは十分感じられる)。

私が、凄い選手だと思ったのは、第三試合に登場した智弁和歌山の春野だ。背番号18番の新2年生で、ライトの7番で登場した。昔は「ラ八」と呼んで、草野球の中では最も力の劣る選手のポジションとされており、打順がひとつ前の7番であるだけで、最も大きい背番号ということで大して気にもかけずにいた。

ところが、最初の打席で明徳の投手が投げにくそうで、10球目でようやく打ち取ったのだ。よく観察すると、180センチを超える大柄な体格で、打席でもどっしりと構えており、打ちそうなオーラを放っており、明徳の好投手も気後れしたのだろう。

2回目の打席では死球だったが、3回目と4回目の打席では明らかに勝負を避けて敬遠してしまった。ヒットも打たれていないのに、背番号18番のライトの7番バッターを2度続けて敬遠するというのは、異常なことだ(明徳の監督は星稜の松井を4打席連続敬遠して物議をかもした監督だが)。

延長戦に入ったため打席に入る回数が増えたが、その後の3打席はすべてヒットを打った(延長15回の表も走者2塁でヒットを打ったが、打球が速すぎて走者が3塁でストップしてしまった)ので、敬遠は正しい選択だったのだろう。

打席で醸し出すオーラというのは天性のものであろう。まだ2年生ということもあり、これからどれだけ成長するのか楽しみな選手だ。
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