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昨日は朝から仕事に出かけたために、ブログを書くことができなかった。朝一に書く習慣になってしまったので、午後からだと中々取り組みにくくなっている。つつじの花が咲き出している。例年連休の辺りが満開なので、桜と同様少し早いような気がする。

私の好きなテレビ番組の一つに、火曜日の10時から放映されている「プロフェッショナル 仕事の流儀」がある。今週は建築家の隈 研吾氏を取り上げていた。当初はポストモダン建築を指向していたが、最近では竹を素材としたものや、格子を多用したデザインなど自然との調和を考えたデザインで売り出し中のデザイナーである。

この番組で感じたことは2つある。一つは「創造は制約の中から生まれる」という言葉である。制約条件が色々ある中で、これを克服するために色々な工夫が創造につながるもので、制約のない自由の中からは創造的な活動が生まれにくいというものである。全く同感で、制約は創造の母とさえ言える。

もう一つは、観察とは2度見ることが必要ということである。番組の中で、建築中の観光立ち寄り施設の現場での様子が紹介されていた。隈氏が現場を訪問し、周りを観察した結果急遽設計変更を指示するというものであった。
現場は旧街道を跨ぐように施工されており、遮断されてしまう旧街道を繋ぐために、地下道を設けるようにしたのである。

専門家なのに、最初に現場を訪れたときに気がつかなかったのかという素朴な疑問が沸いたが、自分のことについて考えてみると“思い当る節”があることに気がついた。

10数年前に、CSのツアーでテキサス州のダラスにある自動車ディーラーの、スウエル社を2年連続で見学したことがある。最初に見たときは圧倒されて凄いディーラーであることしか印象に残らなかったが、2年目は冷静に見ることができ色々な発見ができた。

直感的な第一印象も重要であるが、直感にとらわれすぎて見落とすことが良くある。2度見ることで観察の精度が上がるものと思う。何回も見すぎると“見慣れ”の弊害も出てくるだろう。これからは、「2度見」を原則としよう。
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