社長のブログです
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昨晩は久し振りにテレビの中村吉右衛門の鬼平犯科帳を見た。池波正太郎の作品は大好きで、特に鬼平はオール読み物に連載されている頃からのフアンで、全作品を読んでいると思う。
中学生の頃から捕物帳シリーズが大好きで、野村胡堂の銭形平次や佐々木味津三のむっつり右門がご贔屓で文庫本を読み漁っていた。昔のテレビ番組では杉良太郎の出世作であった「文五捕物絵図」(昭和42年)もかかさず見ていたものである。 昭和40年代の後半に、鬼平シリーズが吉右衛門の父である先代幸四郎(後の白鴎)がテレビ化され、2代目として丹波哲郎が演じていた頃よく見たものである。池波正太郎は鬼平を描くに当たって先代幸四郎をイメージしながら筆を進めたそうであるが、私には丹波哲郎の鬼平が強く印象に残っている。 3代目は萬屋錦之助が演じたが、丹波哲郎のイメージが強くあったため、今一つしっくりこなかった。3代目はあまり長く続かず、4代目として吉右衛門として登場しロングランシリーズになったのである。当初は丹波哲郎の残像が強く残っていたが、今では鬼平のイメージは吉右衛門に私の中では変わってしまった。 2代目の企画のおりに吉右衛門にも話があったようであるが、若すぎるとして断ったため丹波哲郎が演ずるようになったという話が残っている。池波正太郎も吉右衛門に対して、鬼平の年齢(40代半ば)になったらという注文をつけていたようである。 既に吉右衛門の60代に差し掛かっているが、いい味を出している。いつまでも鬼平をやり続けて欲しいものである。 ちなみに、池波正太郎はテレビ番組化をするにあたり、原作以外のものをオリジナルなものとして作ることを禁じており、135話全て既に放映されてしまっている。これからは主演が変わらない限り、年に1~2回のスペシャル番組としてしか見られない。エンディングに流れる「インスピレーション」のメロディとともに、何時までも記憶の中にとどまるものだと思う。 PR |
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