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お酒は何でも飲む私だが、最近ウイスキーはそれほど飲むことはなく、夜中に目が覚めた時に眠り薬として飲む程度だから、年間3~4本程度である。

それでも20代の若いころはウイスキーをロックでよく飲んでいた。今ではまず利用することはないが、当時は「スナック」や「バー」に良く出入りしており、そこでのメインはオンザ・ロックであった。

学生時代は、ストレート一本やりだったが、社会人になって少し自重して氷を入れるようにしたのである。上司に銀座のバーに連れて行ってもらった時に、私のロックで飲む姿に「お前は品がない」と言われたことがある。当時、サントリーが「水割り文化」を盛んにPRしていた時代で、水割りが主流になっていたころのことだ。酒を水で割ることの方が品がないと思っていた私は、下品と蔑まされようが、水割りを口にすることはなかった。

子どもの頃よく見た「ローハイド」や「ララミー牧場」で、カウボーイが、バーでウイスキーを顔をしかめながらストレートで飲むシーンが、刷り込まれていたのかもしれない。

30代に入ったころから、ウイスキーを飲むことはほとんどなくなってしまった。食事が完全に和食党になったこと、日本酒の美味さに目覚めたこと(20代のころは悪酔いしたことが何度もあってほとんど口にすることはなかった)、乙類焼酎が出回り始めたことなどである。

酒のディスカウンターが出現したことが、大きな理由である。小さな酒屋では、地酒や焼酎の品ぞろえができず、日本盛や月桂冠などの大手メーカーや甲類焼酎しか置いていなかったのに、売り場の大きなディスカウンターでは、地酒(乙類焼酎もそのたぐいだ)の品ぞろえが豊富で、あれこれ試しているうちにその虜になってしまったためだ。

最近外食をする時も、ほとんど居酒屋利用で、バーやスナックにはこの10年言った記憶がない。私の中ではウイスキーのシェアが大きく低下している中で、今朝の一面トップにあるサントリーがジムビームを買収するという記事には驚いた。

買収そのものではなく、その金額である。年間3~4本しかウイスキーを買わないのだが、ジムビームは2年に1回くらいの割合で、買っている。そこそこの有名ブランドなのだが、年商は25億ドルとのことである。

その会社を160億ドルという金額で買収するという報道なので、年商の6倍以上の金額で買収するというのは咄嗟には理解できなかった。

回収期間が長すぎるように思うのだが、ウイスキーは熟成させればさせるほど美味しくなるもので、投資・回収についてもビンテージの感覚があるのだろうか。

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