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鳩山内閣では政策指標の一つとして「幸福度」を測定し、6月に予定されている成長戦略の中に取り込むと2月の末に発表している。そろそろ調査結果が発表される頃だと思うのだが、まだ公表されていない。

幸福度調査とは聞きなれないのだが、欧米では1960~70年代と結構以前からいくつもの調査・研究機関で実施している。国別のランキングも発表しており、たとえばスウェーデンの研究機関ではデンマークが、イギリスの研究機関ではコスタリカが1位になっている。中米の国がトップに登場するのは意外な気がする。

そもそも幸福度を政策指標の一つに採用しようと言い出したのは、フランスのサルコジ大統領である。GDPでは測れない質の面も見るべきという考えである。これに同調したのが、GDPの成長戦略を描くのに苦労している鳩山内閣というわけだ。

幸福度とは客観的なものではなく、主観的なものであるところに顧客満足度と通じるものがあり、考えてみることにした。

例によって、日本国語大辞典で調べてみると、語源としては、福を幸(ねが)うということからきているらしいが、日本で
幸福という文字が使われ出したのは明治以降で、HappyやHappinessの翻訳語としてあてられてからである。

意味は、「恵まれた状態にあって不平を感じないこと。満足できて楽しいこと。めぐりあわせのよいこと。さいわい。しあわせ。」とある。人それぞれに感じ方がちがい、極めて主観的なものである。同時に誰かと比べてという相対的なものではなく、その人自身がどう感じるかという絶対的なものでもある。

主観的で、絶対的なものというのは少々厄介であるが、政策指標として用いるならば、高い低いということよりも、恵まれた“状態”ということをどのように捉えるかが肝のような気がする。顧客満足と同じように考える事ができそうだ。

もう少し続けたいのだが、そろそろ出かける準備をしなければならないので続きは後日に。


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