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日経を読み始めて45年になる。高校生の頃からだ。当時我が家には、毎日新聞とスポーツニッポンが宅配されていた(もっとも当時の我が家は親父の勤める酒販組合の事務所と同居していたので事務所経費にしていたと思う)。

高校生の頃なぜか経済学に興味を持つようになり、岩波新書や中公新書の経済関係の本を読み漁り、美濃部亮吉などの「日本経済図説」や「世界経済図説」を通じて統計にも関心を持つようになった。その流れで日経の購読をというわけになった。

当時の感想として、日経は社会面やスポーツ面が薄く、手間取らないという印象で、経済面はボリュームが多すぎて手に負えないという感じだったろうか。

重宝したのは、親せきのガス屋の手伝いをした時だった。湯沸かしや風呂釜の交換をたまにすることがある。交換したものはそのまま引き取るのだが、これがバカにできないのである。

湯沸かしや風呂釜には銅が使われているが、これを鉄屑屋に持っていくと結構いい値で売れるのである。湯沸かしで1個600円くらいになるが、当時の日当は500円くらいであり、湯沸かし1個が1日分の給料に相当するのである。

大きな風呂釜では4000円にもなった。個人の家だけでなく、親せきの家では何件か社宅も抱えており、社宅でまとめて交換するとなると余得とは言えないくらいの金額になった。

鉄屑屋に毎度持ち込むのだが、毎回値段が替わり湯沸かし1つが安い時は400円くらいになるのである。鉄屑屋に聞くと相場ということである。大元はロンドンの市況であることがわかり、それ以来日経の商品欄の熱心な読者が一人誕生した。

社会人になってからも日経を読み続けて45年になったというわけだ。終面の「私の履歴書」もチラチラ見ている。一丁上がりの人が毎月登場し自慢話で鼻につくことの方が多いため、チラチラの程度になるのである。もちろん、参考になることためになることも多く、月始めは必ず読むようにはしており、今月は最後まで読むかどうかを決めている。日経の編集者によると、単行本になった時に“まとめ買い”があるので結構旨みがあるとのことである。

今月は有馬稲子である。お久しぶりという感じでチラチラ見ていると、昨日今日と錦之助との結婚にまつわるくだりなのだが、その中に監督との不倫についての記述もある。今なら衝撃の告白と大騒ぎになりそうだが、さらっと書いてある。日経の看板の一つであるコーナーに不倫が登場するのは初めてではないだろうか。というわけで、今日は日経の話題を少し書いてみた。

明日は9時33分の新幹線で近江八幡へ出かけるので、更新する時間があるかどうか微妙なところだ。
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