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昨日、電車の中吊り広告を見ていると、週刊現代では衆参同日選挙の予測で、自民党が第一党になるとの見出しが掲載されていた。

このところの内閣支持率の低下が著しく、とうとう朝日新聞の世論調査では危険水域の30%を下回る結果になってしまった。政治とカネの問題も大きいが、何といっても首相のリーダーシップに対する不信感が支持率を大きく引き下げた原因だと思う。

普天間問題も出口が全く見えず、5月末に決着できなければ、支持率はまだ下がるだろうから、退陣に追い込まれる可能性は高い。選挙の洗礼を受けない首相の交替を批判し続けてきたから、衆参同時選挙の可能性は高いのではないだろうか。

90年以降、小泉政権を除くとほとんどの政権が平均寿命1年になる。これでは日本経済が低迷するのも無理がなく、国民にとっては不幸なことだ。

そんな中で、仙石大臣の「衆参同時選挙発言」が波紋を巻き起こしている。日経の記事でも、「全く論外だ。首相の専権事項に触れることはあり得ない」と官房長官が“不快感”を表明としている。

なんでこれが“不快感”と表現しなければならないのか私にはよくわからない。新聞は煽ることしか考えていないのではないだろうか。そもそも、仙石発言は首相が退陣に追い込まれたらという問いかけに対してのものであり、正直に答えたものを言葉尻を捉えて大きく報道したものではないだろうか。

井沢元彦氏が言うように、「言霊の国日本」である。前後の文脈を無視して、特定の(忌み)言葉を口に出しただけでも批判の対象にして、世論を煽るという態度に私は“不快感”を覚える。おとり捜査のように誘導尋問を仕掛け、引っ掛かった言葉を捉えて騒ぎたてるというのはメディアの役割なのだろうか。

政権が混乱して喜んでいるのは、出番が増える政治部記者だけだ。
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